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うかつぼう弁慶  ーかの有名な方と同名で、恥じぬよう日々励んでおりますー  作者: 雲母あお


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21/22

サプライズ!

「若!今日はお出かけですね。」


「うむ。日が変わるまでには帰る。夕飯はいらぬ。私の帰りを待たず先に休んでいてくれ。弁慶、今日は一日ゆるりとしているんだぞ。」


「ありがたきしあわせ!若!お気をつけていってらっしゃい!」

「では、行ってくる。あとは頼んだぞ。」

「はい!お任せください!」


若の姿が見えなくなると、弁慶は、何やらいろいろ若の部屋に運び出した。

そして、暗くなるまで若の部屋にこもって何やらやっていた。


「よし!!若は喜んでくださるにちがいない!!」

弁慶は、達成感に満たされつつ風呂に入って先に休んだ。




若帰宅


「ただいま。」

弁慶を起こさないように、小さい声でそう言う優しい若。


風呂に入って部屋に行くと


「!?」


電気を消しても。。。

眩しい!?

スイッチ。。。

ない!?

なぜ消えない。。。


朝!


「若!!」

嬉々として若を呼ぶ弁慶。

その顔に、なんて言っていいのかわからない若。


「どうでしたか??若がお好きとおっしゃっていましたので!」


寝不足で起き上がれない若。

「ありがとう。弁慶。」

布団に横たわった目線の先に、夕焼け空が広がっていた。

とても素敵な夕日だった。

「お前とみた、あの海の夕焼け空そのもの。弁慶は、絵も見事だなあ。」


「喜んでいただけましたか!?」

弁慶は、とっても嬉しそう。



さてどうしたものか……

若は悩んだ。

いやでも……やはり言おう!

心に決めた。


「でも、夜は、日は沈んでいて欲しいな。。。」


「え。。。?」


若が外出中、天井に夕焼け空を描いた弁慶。

若が大好きな景色がいつでもみれるようにと張り切ったサプライズだったが。。。

弁慶が、よりリアル感を演出するために天井裏に仕込んだオレンジ色の電球が。。。


どんまい!弁慶!


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