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(二)-14

 父が潜り込んだ寝室の布団の前に、直美は腕を引っ張られて連れてこられた。母は自らの娘に対し自分の夫の相手をするように強く迫ったのであった。

 父・威は年齢を重ねたためか、最近仕事ではあまり腹立たしく思うことも少なくなり、酒で発散する機会も減っていた。また、色々と愚痴を聞いてくれる美人の女将がいる店を数年前に見つけたおかげで、家庭にストレスを持ち込むことも少なくなったというのもあった。だから、妻の態度に少し驚いた。とはいえ、つい二年程前まではしていたことであった。それをすること自体に抵抗感はなかった。


(続く)

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