◎登場人物◎(第二章ネタバレあり)
第二章までのネタバレ説明と、第三章の登場人物の名前を載せます
学年ごとに分けています。
紹介文が書かれていなかったり短いなと思ったら、第一章最後の◎登場人物◎のページをご覧ください。こちらは学園に入ってから【召喚の儀】までの変化のみを記載しています。
◎2年生◎(ヒロインはここと同じ歳)
◇◇ヒロイン
ドロレスたちと同じ歳。召喚の儀によってこの世界に来る。
◇◇ドロレス・ジュベルラート(公爵)
*ドロレスは前世で四人を攻略して、隠しキャラを始めようと思った矢先に事故に遭っているため、隠しキャラについては攻略サイトで少しだけ見た文面の情報しかありません。なので顔を知りません*
◇◇アレクサンダー・ランド・フェルタール(第一王子、攻略対象者)
妹・カトリーナ(6つ下)
仕事はできるが、ドロレスのことになると空回りしている。
◇◇ジェイコブ・マクラート(公爵、攻略対象者)
ドロレスの治癒の力のことのみ知っている。
◇◇オリバー・レイヨン(公爵、攻略対象者)
ニコルが急に真顔になるのをやめたが、それでも諦めずに声をかけている。
◇◇フレデリック・ルトバーン
ドロレスの治癒の力を知っている。(ウォルターの手を握るとオーラが出ることは知っているが、何の力かは知らない)
◇◇ウォルター(攻略対象者かも?)
石留のない魔石を素手で触れるため、ドロレスは隠しキャラだと予想している。
手を握るとオーラが出ることは知っているが、何の力かは知らない。
◇◇レベッカ・サンドバル(候爵)
幼馴染のリオライエ辺境伯令息ブルーノに婚約の申込みをされ、保留にしていた。だがクリストファーとの婚約が急に決まる。だけど将来想い合えることがないのがわかっているため、あまり喜べなくなっていた。
◇◇ニコル・ケルツェッタ(伯爵)
ドロレスの提案により、学園生活を真顔にした。周りはだんだんとニコルを諦めるが、オリバーからはめげずに声をかけられている。
◇◇ヴィオランテ・カルメル(公爵)
◇◇ライエル
アイビーの手引により虐められていたが、解決。以前にドロレスが調味料を買って以来ロレンツの取引が始まり、家計が安定している。ライエルの家族全員、ドロレスのことを『家を助けたお姫様』だとおばあさんから聞いていた。
◎1年生◎
◇◇クリストファー・ランド・フェルタール(第二王子、攻略対象者)
妹・リューディナ(5つ下)
レベッカに協力者になってもらい、情報共有していたが、レベッカが幼馴染のブルーノと仲良くしていることに苛立ちを覚える(嫉妬)。ブルーノがレベッカに婚約の申込みをしたと聞いて、返事を返す前に割り込む形でレベッカとの婚約を結ぶ。
喜ばないレベッカに困惑する。
◇◇エミー・ブラントレー(子爵)
◇◇リン
ドロレスが懐中時計を買ったときに寄付したおかげで生活を乗り越え、感謝を伝えるために学園入学を決意する。そして無事に会えた。リンもアイビーの手引により虐められていたが、ライエルから対処の仕方を聞いていたため大事にはならなかった。
◇◇アイビー・ディグス(侯爵→投獄)
ヴィオランテを王妃にし、自分が側妃になるようにドロレスの評判を遠回しに落とそうとしていた。最終的に男たちに襲わせようとしたため、悪事を働いた父とともに爵位剥奪。
◎3年生◎
◇◇ブルーノ・リオライエ(辺境伯)
小さな頃に家の都合で仕事とともに隣国へ留学していた。自身が2年生のときに学園へ戻る。幼い頃からレベッカに恋心を抱いており、本気で『留学から戻ってきたら婚約の申し出をする』予定だった。しかしレベッカに保留にされた上、返事をもらえぬままクリストファーに取られた形になってしまった。
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◇◇サフィ、ヤッカル、デュラ
ドロレスを攫った犯人。
三人とも孤児で、廃墟で生活をしていた。代々、廃墟に住む上の歳の子が盗みなどをして下の子たちに食料を与えており、彼らもそうしていた。
ディグス家の話にまんまと乗り、下の子たちを食べさせるために裏仕事を続けていたが、ドロレスを攫ったことにより捕まる。元々優しい性格なので、下の子たちにも慕われていた。
◇◇クレイ
サフィたちがいないときの、廃墟での親代わりをやっていた少年。ドロレスが廃墟で一番最初に出会った人。
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ここからは作者解説です。
見たくない方はスルーしてください。
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主人公は負けず嫌いの完璧主義な性格のため、テストで点数を落とすのは嫌でした。だから1点だけなら許容範囲であえて外した。だけどアレクサンダーと一緒でした。たまたまです。
召喚の儀が遅れたことを非常に申し訳なく思っていて、それによりヒロインが来なかったらと思うとめっっちゃ頭を痛めています。思いつめるタイプです。これは召喚の儀が成功するのを聞くまでずっとです。
フレデリックは一度ルミエの件でドロレスを疑ったことをずっと心に後悔しており、それ以降ドロレスの言うことは絶対に信じます。
そして、学園に入ってから自分とドロレスの身分の差を感じ始めています。
レベッカは悩んでいます。
このままクリストファーと結ばれないことはわかっているし、自分は高位貴族の娘なのでいずれ政略結婚をしなければいけない。
それなら、クリストファーの側近として仕え、ブルーノと結婚しようと思っていました。
だけど婚約の申込みをされたときに即答できず保留にしていたところに、まさかのクリストファーから婚約内定通知がありました。
好きな相手と結婚できるのは嬉しいはずなのに、絶対に好きになってもらえないと彼の口から以前聞いていたので素直に喜べませんでした。
クリストファーは今までずっと自分の思い通りに事が進んでいました。
自分は国王候補から外されることを願い、アレクサンダーを揺るがない次期国王にするために色々とやっていましたが、レベッカとブルーノの楽しそうな表情を見て、今まで感じたことのない感情が生まれました。
自分がお披露目される前から仲良くしていたレベッカが、自分より前から仲の良い異性がいたことにショックを受けています。
最初は、大好きなお姉ちゃんが取られたような気持ちだったのですが………。
さて。ヒロインはどういう人が来るのか散々悩みましたが、今後、どのようにドロレスは生きていくのでしょうか?
第三章を楽しみにお待ち下さい。




