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4.俺は転生者

行間を小さめにしました。少し内容は少ないですが、投稿します。

 テイルの魔銅板を借りて自分のと見比べてみたら、なんだこれは?明らかに俺のステータスがおかしい。旅人って最弱職じゃなかったか?

なんか俺の見せたらテイルも受付の人もめっちゃ驚いてるし。てかテイルめっちゃ目こすってるじゃん。傷付くぞ?


「ちょ、ちょっとこれ、どういうことなの?」


魔道具マジックアイテムになにか問題が起きたのでしょうか……いえ、そんなことは有り得ない・・・はず。」


 うわー、なんかパニックになっちゃってますよ。どうしましょ、これ。―――それにしても何だろうな、これ。






(あ、俺()()()じゃん)






 そうだ。転生物といったらやっぱりチート能力だよ!俺にもあったよチート能力!とりあえずステータスがえぐい。これは良いぞ!なんか、最弱職喰らった時にはこの世の終わりみたいな思考に陥って俺死んだわとか考えてたけど(一回死んだけど)これは来たぁぁぁ!The俺☆無双来ちゃうんじゃないでしょーか!?


「ふっふっふっ。これが俺の真の実力というわけさ!」


「―――ハルカって、いったい、何者なの?」


「す、少しお待ちください!今、支部長を呼んできます!」



 少ししたら来ました。なんか強そうで偉そうな雰囲気(オーラ)を放っているおじさんが、小走りで。その流れのまま綺麗に魔銅板奪われました。―――え?今取られた感覚無かったような・・・これが強者、なのか・・・?


 しかもなんか俺の魔銅板に手を当ててたら光ってるんですけど!?え?あれ大丈夫なやつ?―――あ、やめた。なんか凄い疲れた顔してるな・・・



「これは、この数値は、本物だ。・・・こんな事があり得るのか・・・?」



「―――ああ、すまない。これは返すよ。それにしても、君はいったい何者なんだ?」


 あ、魔銅板返してもらえた。いや、何者って言われても・・・転生者?


「あー、なんて言うんでしょうね。えっと、()()いsha))


 ―――あれ?今、最後声が出てなかったか?


「テンセ?テンセって何の事だ?・・・ハルカ?おい!しっかりしろ!ハルカ!」


 喉が熱い。頭がクラクラする。―――そういえば、こっちの世界に来てからずっと頭が痛いな―――あ、やばい、倒れる―――





―――あれ?ここどこだ?・・・目を開けると、白。いや、俺は横になっている?じゃああれは天井か。下は、ふかふかだ。どうやらベッドに寝ているらしい。・・・なんでこんな事になった?

 あ、そうだ。皆に俺は転生者だって言おうとして、頭痛クラクラして・・・てことは、俺、倒れたって事か。それで、このベッドに運び込まれた、と。


 あ、頭が痛いの無くなってるな。貧血かな?俺たまに貧血起こして倒れそうになるんだよな。

 あとは世界が変わった事に俺の体がついて行けてなくて、それが調整されたとか・・・。まあ考えなくていいか。

 でも、ちょうどいいタイミングだったかもしれない。転生者云々の話は、あまり多くの人に話さない方が良いのかもしれないしな。

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