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お守り
無事、
初夜を終えた僕らは、
ベッドに転がっていた。
節子は昔のように僕の肩に頭をのせて眠りについたけれど、
僕が小さいから自然と胸の上にくる。
胸の上に寝られると悪夢をみるって書いてあったのは、
「ガンダム」だったっけ?
アムロがセイラさんに「手ほどきして」もらった時の話だ。
昼間のことを思い返すと、
僕も、
お守り、もらっておこうかな、
とさっきまで目の前にあった、
うっすらと切り揃えられた、
柔らかな膨らみを思い出してみた。
短いから、
抜くのは痛そうだ。
それよりも、
セイラさんのように、
「本気で?」
と呆れるだろうか。
それにしても、
我ながら子供の頃、
数回読んだだけの小説をよく覚えている。
金髪さん、僕は一人で死ぬのは厭なんです!
死後のアムロが放った言葉。
僕も一人で死ぬのは嫌だな、
でも、誰かを道連れにするのは、
もっと、
つらい。
そういえば、
うちの金髪さんは、
よく寝れているかな?
十八歳には過酷な一日になったはずだったから...。
今の僕には、
そこまで感じるのが限界だった。
あとはレムが良きに計らっているだろう、すでに。
僕らは抱き合いながら、
暖かい眠りについた。




