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ブレインブレイク  作者: 小林白田
悪戦苦闘
4/10

千載一遇

ドンッッ!!!!ドンッッ!!


僕の部屋に急に振動響き渡りました。


『キャ〜〜〜』


僕は慌てた振りをします。


「なんだっ!!どうなってるんですか?!!」


『うそ!!外部との連絡が取れない!!』


そりゃそうです。外は怪獣が暴れていて、

情報網は僕の味方が潰しているからです。


「くそっっ!!しょうがない!君は僕のパソコンに避難していてください!!」


『そっ、そんなのダメよ!!男の子のパソコンの中に入るなんて!!わっ、わたし心の準備がっ!』


何をいっているのでしょうか。

感情を持ったロボットは、時に理解に苦しみます。


「いいからはやくっ!!」


『ええい、女は愛嬌、オカマは任侠!!』


ふぅ、やっと入ってくれましたか。さてと、はやいことこいつから番号を抜き出してここから出ましょう。あらかじめ作っていたソフトで、こいつを分解して番号を抜き出しましょう。んんっ番号は、114514ですね。


11年間付き合った存在なのに、なぜか感傷とかは一切ありませんでした。僕はこいつが入ったパソコンを机の上に置きました。


「さようなら」


僕は自分でもびっくりするくらいの冷たい声でそう言いました。




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