廃哲的に見た創作活動における【面白い】と【痛い】のシンギュラリティについて
はい、というわけで。
初めましての方は、初めまして。
拙作をお読みの方はお久しぶりです。
悲魘破怨と申します。
↑ネーミングセンスが無い笑
今回は題名通り、
創作活動における【面白い】と【痛い】の違いについて、分かっていない輩が多いので。
今回はそんな虎痴な方々の為に、
私がアルゴリズムをロジカルに、
説明していこうかと思います。
深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ……
その覚悟がある者だけ、
――ついて来い。
――――――――――――
はい、というわけで改めましてこんにちは。
ぴえんぱおんです。ぴえぱおと覚えてください。
聡明な方ならもうお分かりかと思いますが、
冒頭の文に関しては「わざと」です。
おそらく多くの方が「痛いな」もしくはそれに近い感情を抱いてくださったのではないでしょうか?
何も馬鹿にしようと思って書いたわけではありません。
私自身、小説家になろうやTikTokで活動する中で、自分の作品に対し、
「これって面白いっていうより痛くないか?」
なんて思うことが多々あります。
これは、そんな創作者の端くれの端にいる人間が、
自分なりに思う“作品の痛さの種類”と、
なぜそんなものを生み出してしまうのかを、客観的に考えてみたものです。
重ねて言いますが、馬鹿にする意図はありません。
単なる客観視ついでにエッセイにしてみよう、程度のものです。
まあ、炎上するほど見られないとは思いますけどね!
さて。
では早速ですが、種類分けに行きましょう。
私が思う、創作物における【痛い】の種類はこちら。
⸻
① 作者の自己顕示欲
② 時代遅れ
③ ノリが痛い
⸻
まずは①から説明していきましょう。
こちらは作品内に、作者の思想や知識のひけらかしが多く含まれており、
さらにそれらの内容やスタンスが幼稚・お粗末な場合です。
今回、私が書いた例文で言うと、まず題名。
「廃哲的に見た創作活動における【面白い】と【痛い】のシンギュラリティについて」
まず「廃哲的」が腹立ちますね。
そんな言葉ありませんし、意味は何となく字面から読み取れますが、めんどくさいです。
あと「シンギュラリティ」も意味が違います。誤用ですね。
無駄に横文字を使って誤用しているのはギルティです。
タイトルだけで二箇所も腹が立てば、読む気が失せますね。
こんな感じで、難読漢字や創作単語の多用、
不必要な横文字の連発などは、「痛い」と感じられる方が多いのではないでしょうか?
創作者目線で書くとか言っておいて申し訳ないのですが、
私自身の作品にはこれはあまり感じません。
書いているのが恋愛系やギャグ系が多いこともありますし、
知識マウントを取れるほど賢くもないので。
これらは他所様の作品を見ていて感じることが多いです。
特に難読漢字の乱用は「なろう」でもよく見かけますね。
PCやスマホを利用していると、
簡単に漢字変換できる弊害なのでしょうか……。
もちろん、文の内容次第では全然“あり”だとは思います。
ですが娯楽系の小説において多用するのは、
作者の自己顕示以外の何ものでもない気がします。
……まあ、「お前が馬鹿なだけ」と言われればそれまでですが。
あと、どこかで聞いたような言葉だと、さらに痛さが増しますね。
私は「シンギュラリティ」や「カリギュラ」、「鏖殺」などの単語を、
特定の作品で見てからいろんな創作物で見かけるようになりました。
この辺は完全に偏見なので、ここらで割愛します。
⸻
② 時代遅れ
これは字の通りです。
多分皆さんが想像する通りの、「一昔前の作品にありがちなノリ」ですね。
創り手側の問題としては、
自分の作品を“どの年代の誰が見るか”を考えていないと起きるのかなと思います。
例えば、私は10年以上前に初作品を「なろう」に投稿しました。
内容は普通の高校生の恋愛小説で、読者層も同年代を想定していました。
当時は年齢的にもズレがなかったので問題ありませんでした。
しかし今、TikTokで投稿している作品の視聴者層を見ると、
同じく10代〜20代前半の方が多いです。
なので、内容を今のトレンドに合わせるか、
あるいは社会人の悩みに絡めて年齢層を上げるなど、
視聴者層の変化を意識して内容を調整しています。
内容と視聴者層の狙いを意識しないと、
「痛い」と感じられることも多いのではないかな、と思ったりします。
⸻
③ ノリが痛い
はい、力尽きました。
これ以上小分けにするのも大変なので、ざっくり処理していきます。
そもそも、これを書こうと思ったきっかけですが――
皆様は『バカとテストと召喚獣』という作品をご存知でしょうか?
ぜひ未読の方は読んでみてください。
現在は漫画『ぐらんぶる』の原作をされている、井上堅二先生のギャグ×恋愛ライトノベルです。
この作品、本編も大変面白いのですが、
幕間のテスト問題における生徒のおバカ回答が、
多くの読者の腹筋を破壊していました。
例に漏れず私も大好きで、
「そうだ、あれをオマージュして書こう」と思った結果がこちら。
⸻
Q. 次の単語の意味を答え、またその単語を使い例文を作成せよ。
なお意味に関しては辞書に記載された内容とする。
“無惨”
生徒A
A. むごたらしい、残酷なこと。
「そのテストの結果は無惨な有様だった」
講評
素晴らしいですね。
意味・例文ともに間違いがありません。
この問題以外、正解はありませんでしたので、有言実行ということでしょうか?
生徒B
A. 『鬼滅の刃』の登場人物、ラスボスの鬼舞○無惨のこと。
「出た! 無惨様のパワハラ会議だ!」
講評
はい、絶対誰か書くと予想していました。
あと、せめて例文は原作の言葉にしましょう。
⸻
痛い。
一部を今見ても痛い。
自分の作品でここまで痛いのは初めてです。
処女作でももう少しマシでした。
とまあ、こんな風に劇物が出来上がりました。
もちろん、オマージュ元の『バカテス』は何も問題ありません。
あれは作品内のキャラクター性と、井上堅二先生のセンスで出来上がった作品であり、
そこらの三流以下では真似できる代物ではなかったのです。
つまり――
センスが無い、空気が読めていない、内輪ノリが強すぎる、
思想を通り越して自己陶酔している……など、色々あると思います。
創作者を名乗るすべての方々は、
今一度、自分の生み出した“我が子”の姿を見てみましょう。
恥ずかしい格好をしていれば、
中傷されるのは自分だけでなく“我が子”もです。
最後、疲れて駆け足になりましたが、以上で終わりとなります。
次回は、最後まで全力で書き切ります!
我が子に石は投げないように。
よろしくお願いいたします。




