表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キツネのムー  作者: 鈴華
3/3

③冬とムーとムー一家

【キツネのムー】(3)

(③冬とムーとムー一家)

寒々とした冬の雪道の中、キツネのムーはお父さんとお母さんと妹のティーリと一緒に歩いていました。ティーリはお兄ちゃんっ子で、ムーが大好きです。

「お兄ちゃん、かくれんぼしよー?」

でも、お兄ちゃんのムーは言いました。

「ダメダメ。こんなに雪があったら、見つからないよ。ティーリ、はぐれちゃだめだからね?」

それを聞いた、ティーリは、むう。っと膨れっ面です。しぶしぶ、ムーお兄ちゃんのあとをついてゆきます。

「お兄ちゃん、もしもね、ティーリが『にんげん』だったらお兄ちゃんとおてて、繋ぎたいなあ」

ああ、ティーリはあの時の『にんげん』を見かけたときのことを覚えていたんだな、とムーは思いました。

(続く!)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ