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日々つれづれなることを、書け!  作者: 三屋城 衣智子


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小説は、時にラブレター

 時折。

 読み返してふと、作者さんの近況を覗きに作者ページへと飛ぶと、もう大分何も更新されていないことがある。


 趣味というのは勿論続けなくちゃいけない、なんてことはなくて。

 風の吹くまま気の向くまま、やる方が健全だ。


 だけど読者としては、もっと読みたかったなぁと思ったりもするもので。

 まぁ、ただのわがままだ。


 相手だって、ライフステージが変わって時間の使い方に変化があったのかも知れないし。

 闘病中なのかも知れない。

 転勤などによって異国の地にいてアクセスできないのかも知れないし。

 ご高齢だった為、天寿を全うしたのかも知れない。


 ネットだけ、それも浅い付き合いとも言えない読者と作者という関係性では窺い知れない部分だ。


 そういうことを、一年が過ぎてひしひしと感じている。

 私もいつかそうなるだろう、何が理由かはわからないけれど。


 だからといって、何でもかんでも「マーベラス! これは世の至宝!!」と感想を送ったりするのも違う、と個人的には思っていて。

 気ままに思いを書き綴っては、レビューや感想ボタンを押したり。

 はたまた押さなかったり。


 とはいえ、感想やレビューを至高!とも考えていない。

 多くの作者にとって、言葉は力になる。

 そういうわけで、書く気になるハードルは下げているつもりである。

 素敵だったら軽率に書く。


 この軽率、という言い回し。

 もっとこう、素敵に泥臭くてねちっこい感じでサラッとした書き方を目にして、使いたいな、と思っていたのに出てこない。

 気軽でもなく忌憚なくでもなく身軽でもなく惰性でもなく気ままでもなく。

 何かあったはずなのに、歯の隙間に入り込んだ肉の繊維とか小松菜の茎?の筋のように出てこない。

 何か知ってる方は教えてください。


 話を戻すけれど。

 感想一つとってみても、私はプラスアルファで応援したい気持ちがあって。

 それは、言葉を、考えを活字にしていく人が増えるといいなという、至極単純なもので。


 多分、小説を書くのも。

 時に人には、心の奥底の何かを伝えたくなって、そうして文章が生まれてるのかもなと。

 そういう考えが、私にはある。


 から。

 なんというか、小説って時に、とっても赤裸々だったりするのだろうなぁと思った次第。

 作者の人柄を表してる、とかっていう意味ではなくて。


 相手に届け!!

 っていう気持ちもそこにあるのだよなぁと。

 そこに注目すれば、まさに言葉はラブレター、なのだった。


 私の言葉も。

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― 新着の感想 ―
[一言] 『歯の隙間に入り込んだ肉の繊維とか小松菜の茎?の筋のように出てこない。』 分かります!!(*^。^*)
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