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暗闇

 ぴちょん!


「つめたっ!」


 雫が頬を伝う。

 肌に伝わる冷気に意識を覚醒させた。

 周りを見回そうとして、それが無駄であることに気がついた。

 辺りが真っ暗だったからである。

 

 !?

 落ち着けわたし!今は状況確認をするのよ!

 ........ココハドコワタシハダレ?

 え?自分のことが思い出せないんだけど?真っ暗で場所も分かんないし。

 思い出せわたし!わたしならできる!

 ........お?なんか浮かんできた!んぐぐぐ、っぐはぁ!

 よし!

 今の状況を説明しよう!

 きっとわたしはあれだ!植物人間だ!周りが見えないのは目をつぶってるからだ!目を開けよう!

 んぐぐ、くはぁ!無理だ!真っ暗のままだよ。体も動かないまm...動く?

 あれ?体動くぞ?

 良かった!植物人間じゃなくて、記憶喪失の上、植物状態とか積んでるよね?

 良かった!植物人間じゃなくて!

 ?じゃあ今どんな状態なんだ?

 !!もしかして拉致られた!?いたいけな女子校生を拉致ってあんあなことやこんなことを!?

 ?...女子高生?わたし女子高生?んー、わかんないけどそういうことにしとくか。

 とりあえず、今分かることを確認しよう!

 真っ暗!記憶喪失!わたし女子高生!(new!)......何もわかんねぇ(´・ω・`)

 このへん探せば何かわかるかな?

 「あいたっ!」

 転んだ!痛いっ!右膝を負傷しましたぁ!いたーい!じんじんする。

 でもここら辺調べないと、うー、右足がイターイ!


 調べてきた!右足を引きずりながら頑張って調べた!わたしえらい!どうやらここは洞窟の中みたい!そこらじゅう岩ばっか!んでもってここは部屋みたいになってるの。通路は3つ。あと部屋の一部は水に沈んでるみたい。水に沈んでる部分は結構深いみたい!体が全部沈んじゃうくらい!寒い!


 ここの部屋を調べている間わたしのことを考えたんだけど、わたしの知ってる知識ってアニメ系のが多いんだよねー!わたし、オタクだったのかな?そして、わたしは多分独り身。なぜかって?心がリア充爆発しろって叫んでる!はぁ、記憶はこのまま喪失してたほうが幸せなのかもしれない。とにかく帰らないと。


 とりあえずこの部屋から出て情報を集めるか!どの通路から調べようかな?通路の大きさは大、中、小、とあるんだけど、大きいのが車が通れるくらい、中くらいの通路はドア1つ分ぐらい、小さいのはドア半分、しゃがまないと通れない。

 んー、やっぱり中くらいの通路かな?壁ずたいに移動できるからほかの通路よりは安心して通れるよねー。あー。明かりが欲しい!あと絆創膏!まだ右足いたい!

 「ばかぁん!」 「何!?」

 何かが落ちた?つらら?違う。岩?岩が落ちてきた!怖い!もー、明かり!明かりが欲しい!ここにいても危険だし早く通路を調べに行こ!

 

 あー!あーしーがーいーたーいー!でもがんばる!周りが見えないのが辛い!でもがんばる!きっとここを出ればいつもの日常に戻れるはず!ここを出るまでの辛抱だ!がんばろー!こーゆーときはアニソンでも歌うんだ!♪~~~~~~♪~~~~


 歌を歌って気を紛らわすが、やはり暗闇の中は怖い。光は沢山の情報を与えてくれる。しかし、今は光がない。情報が少ないのだ。今は少しでも情報が欲しいので行動するという選択は間違っていなかった。しかし、行動すれば他者にも情報を与えてしまう。そのことが、良いことなのか、悪いことなのか、情報を得る他者による。今回の場合は...


 !!!?嫌な予感がする!すごい寒気がする。このままここにいてはいけない。そうおもった。でも、動けなかった。突然過ぎて、わたしには何が起こったかわからなかった。温かいものがわたしにかかる。体を動かそうとしても動かない。さむい。何も考えられなくなる。体が冷たくなっていくのがわかった。そして、意識が消えていった。

この話のジャンルはなんでしょう?(´・ω・`)

ハイファンタジーではない気がしますw

次の掲載→気が向いたら

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