トランプ
夜、満月がひかる時。小さな安い宿で俺たちは休んでいた。
「 次のクエストはかなり難しそうです」ナビゲーション幼女アイはファンから差し入れされた特大なテディベアを抱えて真面目くさったかおして言った。
俺はこれまたファンから差し入れされた刺激的な下着を眺めていた、これは俺と同族の変態がアーメンガードちゃんやウンディーネはたまたアイに着せようとして差し入れしたらしいがそうはいかないこれは俺が着る。
「ここんとこクエストばかりでみんなうんざりしてるだろうどうだ?トランプでもして息抜きしないか?」
アイは早くしないと地球が破壊されてしまいますと怒ってたが俺の言うことは反対できないらしい。
という事でトランプがスタートした。ババ抜きをすることになった。
俺とアイとアーメンガードちゃんはルールを知っていたがウンディーネは知らなかった。
なので三人はルールを教えてあげたがウンディーネは、首をかしげた。
そして、俺はお約束の言葉を発した。
「とりあえずやってみよ」
ウンディーネはキングとジャックを出したのでこれは違う札だと教えてあげた。
「難しいな」といいつつウンディーネは、楽しそうだった。
そして札が全部なくなった。
「まさか」アイは震えて言った。
「ババを二枚入れてた」お茶目な俺!
「これは、誰が勝ったのだ?」ウンディーネのこの言葉をきっかけにアーメンガードちゃんは吹き出して笑いだした。
そして、みんな笑い転げたウンディーネも笑っていた。
その笑顔を俺は忘れない。