温泉での出来事
そんな事件があった後、俺達は冒険のアカをとるためにお風呂に入る事に決めた。
アイも賛成してくれた。そういうところはやっぱり女の子なのだ。
さっそく温泉街についた。硫黄の匂いが辺り一面を覆って鼻をつく。
「俺が予約しておいた宿があるからそこへ行こう」
「ケンイチさんが選んだ温泉宿、とても楽しみです」アーメンガードちゃんが手を握り会わせて言った。
アイはそこではっと気づいた。
「まさか、混浴って事ないでしょうね? 」
俺はギックっとなってあたふたしてしまった。
「いや、混浴だけど、そんなに恥ずかしくないよ。うん。俺のは立派だ」
アイにせいけんづきをくらった。
「でも、他の所はもう予約でいっぱいらしいぞ。べとべとでアカだらけになったままでいいのかぁ?」
アイは俺の言葉を聞いてムーと頬を膨らませた。
くっくっくっこれで巨乳美少女ツインテール、アーメンガードちゃんと幼女のアイとで温泉に入れる。
俺は悪魔の笑みを浮かべる。
「そのかわり条件があるわよ」
俺は、およっとアイの顔を見た。
アイが悪魔の笑みを浮かべた。
温泉に入ると俺は布で目隠しされていた。
チキショーこれじゃアイとアーメンガードちゃんの裸みれないじゃん。
きゃきゃっとアイとアーメンガードちゃんの声が聞こえてきた。
水がちゃぷっと音を立て、二人が温泉に入る音が聞こえてくる。
「キャーあったかーい」アイが幼い声ではしゃぐのが聞こえた。
「気持ちいいですね」
アーメンガードちゃんの天使のような声が響いてくる。
(これはこれで興奮するぞ)俺は、息子がおっきするのを感じる。
「アーメンガードちゃんの胸大きい」
俺は耳を大きくした。
「アイちゃんもこれからよ」
ウフフきゃきゃっとふざけあう声が聞こえる。
「モー我慢ならん」俺は目隠しの布をはずそうとした。
途端、体がぶっ飛んだ。
空中に浮いた俺は鼻血を出して岩の床にぶっ倒れた。
アイ、いくら覗こうとしたからってそこまでしなくても。
飽きて捨てられた人形のように息子さんをだらしなくたらして気絶した。
「キャー。モンスター」
たしかに、俺のはモンスターだが、自分でやっといて。
「なにいつまでもだらしなくサムシングたらして倒れているのよ」
へ?俺はサムシングをぶら下げて起き上がると、そこには水色の肌の女性が立っていた。
彼女に吹き飛ばされたらしい。
「あれはウンディーネよ」アイがタオルを体に巻き付けて言った。いつの間にタオルをまいたんだ。
「なんでこんな所にモンスターがいるのよ」
「フン、それはこっちの台詞よ、なんでここに人間がウヨウヨ入ってくるようになったのよ」
ウンディーネは怒ってる模様。
「そんなの俺達の知ったことじゃない」
俺はサムシングをたらしたままいい放った。アイがさっとタオルを俺の腰にまいた。
「うるさい、人間はすべて敵だ」
ウンディーネは温泉の泉をぐるぐるまぜて水の竜巻を作り出した。
水の竜巻にのみこまれた俺は天高くまいあがった、体がぐるんぐるんまわり目も、ぐるぐるまわっている。
このまま地面に叩きつけられたらお陀仏一貫の終わりだそう思った瞬間、俺は風を切る音とともに地面におちていっていた、俺を宙に浮かせていた、ぐるぐる竜巻が突然とまったのだ、いやウンディーネが意図的にとめて俺をぐしゃりとやる寸法なのであるう。
「ひぃー」
サムシングを揺らしながら俺は地面に激突、っと思ったら柔らかいものがクッションとなって俺は助かった。
大きなお山が二つ、おや? これは? ウンディーネのおっぱーいだった。
あらま、知らないうちにウンディーネのおっぱーいの上に着地していたのだ。
ウンディーネならぬ、うんいいねだ!うん、面白い。
「いつまでそこにいる人間が!」
「ごめんちゃい」俺は自分の頭をやさしくこづいてウインクをして舌を少しだした。
「馬鹿にしおって今度こそ殺す」
「まぁまぁ、そう怒らないで、どうしてそんなに怒っておじゃるのかな?」俺はウンディーネのおっぱーいにパフパフされながら言った。
「この神聖な泉に裸の人間がウヨウヨ入ってくるようになったんだ。これが怒らずにいられるか」
すると横で見ていたアイがはっとなった
「どおりで普通の街にモンスターがいるとおもったらこれは特別クエストよ」
「特別?」俺はアイに聞いた。
「そうよ、このモンスターの依頼を聞いてクリアすればひとつ願いをきいてくれるわ。もちろん願いをふやすのと魔王の場所にはつれてってくれないけど」
(じゃあ手っ取り早くアーメンガードちゃんとスク水エッチできる)
「ウンディーネ、そなたの依頼は?」アーメンガードちゃんがここで声を発した。
「こことは別の新しい神聖な泉を一緒にさがして欲しい」
こうして、俺に新しい仲間がふえた。うひょ。いい女が。