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【おしぼり業界恋愛短編小説】その白さに、君の香りを

作者:霧崎薫
香坂れいは数字とロジックだけを信じる冷徹なコンサルタント。「アイスクイーン」と呼ばれる彼女に舞い込んだ新たな案件は、倒産寸前の老舗おしぼり会社「白百合清布」の再生だった。
「こんな前時代的な布切れに未来があるわけがない」
効率化と撤退を提案するれいに、三代目社長の白川潔は静かに言った。
「まず、触れてみてください。私たちが守ってきたものを」
スーピマコットンの極上の肌触り、四国の清流で洗われる純白の布、五十年の経験を持つ職人の神業的な検品技術。そこには数字では測れない、深い「おもてなし」の心が息づいていた。
やがてれいの氷のような心も、温かなおしぼりの優しさに触れて少しずつ溶けていく。そして潔の不器用な優しさが、彼女の過去の傷を癒していく。
伝統と革新、効率と情熱、ロジックと愛情――。
相反する要素が織りなす奇跡の物語。
一枚のおしぼりが結ぶ運命とは?
コンサルタントと職人が紡ぎ出す、五感に響くビジネス・ロマンス。
数字だけでは語れない、本当に大切なものがここにある。
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