裏話:お父さんとその息子
主人公が帰っちゃった後のおはなしです。
リシェラ視点。
「ホントさ、ふざけたことしてくれたよねぇ。」
怒ってる怒ってる。
やだなぁ、兄さんマジギレだよ。父さんは父さんでにこにこどころじゃなくニヤニヤしてるし・・・いや、いつものことなんだけどね?
兄さん怒ると僕にまであたるから嫌なんだよね。
ていうか兄さんと父さんって似てると思うんだ。袖の長い服着るあたりとか、笑い方とか、意地の悪いところとか・・・あ、睨まれた。
シャノンが帰っちゃったのは僕も腹が立ってるけどね。
「ヤだなぁ、そんな怒らないでよ♪」
ウゼェ。
ほらもう兄さんなんか起こりすぎてやばいって、顔が。
「じゃぁ、賭けでもしようか?」
「・・・なに?」
「あのこを戻してあげるよ。その時に、彼女がお前を覚えていたらここに残してあげる。」
シャノンの意思はガン無視かよ。とは思った。
父さんの提案に、兄さんはふっと笑った。なんでそんな悪どい微笑浮かべられるのか不思議でしょうがないんだけど。
「いいよ。」
僕が母親似だからかなんなのかわかんないけどさ、やっぱ二人って似てると思うんだ。
言うと兄さんは怒るけどさ。
ちなみにお父さんは息子たちLoveです。