表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
85/90

「あーぁ、ねぇ本当勘弁してよ。」


 魔王が疲れたようにため息をついた・・・


「やだなぁ全く。父親の顔見てため息つかないでヨ。」


 魔王の父親らしい人を目の前にして。

前髪を鬱陶しそうにかきあげながら、その眉間には盛大に皺が寄せられていた。




 魔王と同じ銀の髪に、開けているのか開けていないのかわからない狐のような目。

随分と若く見える・・・というか、若いな。


「ん?どうしたのかな異界のお嬢さん?」


「随分若いですね。」


 首を傾げる仕草とか似てる。親子だね。


「そうかい?それはどうもー♪でもお父さんって呼んでくれちゃっていいよ☆」


「・・・ウザッ」


 吐き捨てるように言った魔王はたいそう機嫌がよろしくないようだ。

腕を組み明後日の方向へ顔を向けている。反抗期ってレベルじゃないよねコレ。


「あそうそう、私はセインというんだ。セイちゃんって呼んでくれてかまわないよ。」


「遠慮します・・・。」


 苦手なタイプみたいだった。

少し引いていたらセインさんがパンッと手を叩いて何がおかしいのかクスクスと笑って言った。

はやくもテンションに置いてけぼりをくらった。


「ちなみに私は神代理っていうのもしてるんだけどー。今日はキミ達に重大なお知らせがありまーす♪」


 なんかさらっと凄い事言ったけどつっこまなくていいのか・・・いいか。

というか重大と言いつつ全然重大そうじゃないなと思っていたら、スッと目を開かせたセインさんの鮮やかな牡丹色の瞳を見て思考が一瞬止まった。



「キミ達には至急帰ってもらいます♪」



 爆弾が投下された。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ