表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
84/90



「彼女?」


「ワタシに女性の恋人がいると言いたいのかなキミは。」


 何故か魔王城で、しかも何故か魔王の私室で、どうしてあの場所の落ちてきたのか聞こうとしたら何故かワタシの魅力について熱く語りだした彼女。

そんな彼女を見てぽつりと呟いたのが先ほどの一言だった。


「わたし嗄音センパイが心配だったんです!」


 悲しそうな表情でうつむく如月さん・・・あれ?


「ワタシは向こうで何日いないことになっているのかな?」


「え?わたし嗄音センパイが目の前で消えてすぐに追いかけてきたのでわかりません。」


 え、なにそれ。

ということは、向こうでは全くといっていいほど時間がたっていないということなのかな?・・・わからない。


「ふうん・・・キミ自力で追いかけてきたの?」


「セーンパーイ。誰ですかこのチャラチャラした感じの銀髪野郎。」


 ちゃらちゃらした銀髪野朗ってキミね、そんな言葉使わない方がいいよ。

というか今話逸らしたよね。ワザとだよね?


「それで?これからどうするの?君。」


 え、なんでそんな冷たい言い方?魔王如月さんに冷たくないかい?

そんな彼に、意味がわからないというふうに顔をしかめる如月さん。





「どうするって、センパイと帰るに決まっているじゃないですか。」




 魔王の笑顔ついでに空気まで凍りついたきがした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ