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クリスマス四!

「シャノン?どうしたの?」


「うわぁっ!」


 盛大に驚いてしまった。

うわぁ恥ずかしい。まだドキドキとなるのを抑えようとしながら振りかえる。

いつもどおりの・・・けれどもどこか探るような笑顔をした魔王がいた。


なんともタイミングの悪い。ちょうどこの小瓶を消そうとしたところで登場するとは・・・


「ノックくらいしたらどうなのかな?」


「それじゃぁつまらないよ。」


 なにが!?

突っ込んだらきっと素敵な笑顔でなにか言われそうなのでやめておいた。


「それよりさぁ、シャノン?」


「なにかな?」


「それ、ナニ?」


 指差したのは例の小瓶・・・これについて問われたの今日何回目だろ。

というか魔王、絶対コレが何かわかって聞いているよね?


「セインさんから頂いたんだよ。」


 押し付けられたという方が正しいけども。

『ふぅん?』と呟いてジッとそれを見つめる魔王。え、なにどうしたの?

ひょいとその小瓶をワタシから取り上げると窓際へ行き、光に翳すようにして月の方へとむけた。


「あぁ、やっぱりね・・・シャノン、おいで?」


 そのまま窓を開けてバルコニーへと出た魔王。

手招きをされ後へ続くと淡く微笑まれた・・・顔に熱が集まっているような気がするのは気のせいだ!


「よく見ててね?」


 パンッと音がしたと思ったらあたりに散った液体。

それは夜空に散らばりきらきらと淡い色で煌めいていて、とても幻想的で美しい。


「キレイでしょ?」


「・・・・そう、だね。」


「セインは昔僕らによくこうして見せてたんだよ。」


 こういう事だけはよく思いつくよねぇ・・・なんて呟く魔王。



「聖なる日なんて馬鹿馬鹿しいけどとは思うけど、シャノンとなら別にいいかもね。」


 なんて、今の風景よりもキレイな笑顔で言われてしまうと・・・本当にキミは、心臓に悪いね。

けれどそのキレイな笑顔も一瞬で、次には爽やかな笑顔・・・あれ、嫌な予感がするぞ?


「それじゃ、ベッドにでもいこうか。」


「今の感動を返してくれ・・・。」





間 に 合 わ な か っ た !!


最近魔王組が出番少ないのでクリスマス番外は出張ってもらいました!

番外が四!まで続くなんて奇跡・・・!

しかも拍手のお礼文も変えられるなんて・・・・!


甘さが足りない気もいなめませんがもう限界・・・しかたないよ、明日餅つきだもん(関係ない)。

代わりに拍主文の方が若干甘いです。

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