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「それじゃ、始めてもいい?」
あれから言い合いをはじめた二人をなんとか宥め、アヤメにも早く始めるよう急かし、やっとゲームを始めようとしているところだ。
今回は浅い水溜り・・・もとい泉のような場所の上で戦うらしい。水は二人の足首辺りまでしかないが広さが半端ない。
森と空が移りこんで非常に綺麗だ。
「いいですよ?僕は。」
「私もオッケーよ!」
二人ともそれぞれの武器を手に持っている。
リシェラ嬢は両手にナイフ、伽羅嬢は片手に・・・・・大きな刀。
あんな得物振り回しているから女装が似合わないのだね、わかったよ。
まぁ服のチョイスが悪いのもあるけれどね!
前回のように周りに結界が張られ、二人は動いた。
・・・・・・・スミマセン速くてよく見えないよ?
「二人とも暗殺とかそういうの専門だからね。」
ニコーッと無駄に無邪気な笑顔のアヤナ・・・暗殺とかそういうのですか・・・・。
伽羅嬢はあんなデカイ刀で暗殺とかできるのだろうかとか疑問に思ったよ。
とりあえず目で追うのも辛い。
観ることを若干諦めかけていた時、一際大きな金属音が響いた。
「ねぇ?そのムカツク髪色なんとかしなさいよ、目障りだわ。」
「え?奇遇ですね、あなたもその鬱陶しいヅラ外したらどうです? ついでに化粧も落としましょう。」
ギリギリと互いの武器を交じあわせて刺々しく言い合う二人・・・・息一つ乱れていないとはどういうことだ。
素早く距離をとり、リシェラは煩わしいのかその桃色の長い髪を後方に払った。
「仕方ないですねぇ・・・」
「こっちの台詞よ。」
戦闘描写は・・・・次・・・?
とりあえず色々と忙しいので早めに更新しときます!
明日更新できなさそうなので・・・