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 「申し訳ございません、癖で・・・それの使い方がわからないのですよね?」

 どんな癖?!そしてどうしてわかったの、君エスパー?

 とりあえず、わからないので素直に教えてもらうことにした。

 「こちらにお座り下さい。」

 シャワー(もどき)の説明をしてもらったら、いつの間にか小さな椅子が用意されていた。

 手際いいなとか思いつつ座らせてもらう。

 「お背中お流ししますね。」

 「うん・・・・ってちょっと待って!!」

 サラリと言うものだからつい肯定しちゃったよ・・・すごいねベテランさん効果。

 キョトンとする夕鶴嬢、可愛いな。じゃなくて!

 「自分で洗えるから、ね?」

 苦笑しながら言うと、ワタシの笑顔なんか霞むような輝かしい満面の笑顔でスッパリ返された。

 「これくらいさせて下さい。」

 大人しくされるがままにした方がよさそうだね。

 「髪だけ・・・お願いしたいな。」

 体は無理。

 「はい。」

 渋々ながらも承諾してくれた。それを表情に出さないのが凄いね。

 木で出来た棚から瓶を取り出すと、それに入っていた淡い蜂蜜色の液体を髪に馴染ませた。

 ほのかに甘い香りがする。

 「コレ、何なのかな?」

 「髪をキレイにするものです。匂いもいいでしょう?」

 「うん。好きだな、この匂い。」

 丹念に馴染ませた後は、これまた丁寧に洗い流してくれた。

 髪の水を絞って軽く梳いてくれていた夕鶴嬢の手が、ふと止まる。

 「? 夕鶴嬢?」

 「嗄音様のお髪、とてもお綺麗ですね・・・ずっと触っていたくなります。」

 うっとりとしたように言う夕鶴嬢、いったい急にどうしたというのかな?

 髪を梳いていた手が両肩に置かれた。が、おかしい。

 その置かれた手は柔らかい女の人の手じゃなく、大きく骨ばった男の人の手。

 ひしひしと嫌な予感はするが外れて欲しいと、振り返りみたのは深紅の瞳。



 「ねぇ?シャノン。」


 「!!!!??」


 驚きのあまり大声を出しそうになったが口を塞がれて無理だった。

 ちょっは?なんで!?夕鶴嬢は?!!

 この状況からしてその答えは一つしか導き出されないが、一応聞いてみようじゃないか!

 とりあえず手を離してもらえたので、聞いてみる。

 「夕鶴嬢はどこかな?」

 「アレ、わからない?」


やっと王道のイベントらしいイベントが・・・!!

とりあえず勢いにのって進んだんでストックもありますし。

調子に乗ってもう一回更新しようかなと思ったが、それで前痛い思いしたんで止めておこう・・・

そしてリオは動かしやすい!いいよねSキャラ、いいよね腹黒!!と思うのは俺だけ・・・?うん、同類愛です。


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