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 (メイドみたいな格好だな・・・・)

 普通さ、逆だよね・・・異世界に来たヒロインが襲われてソレをイケメンが助けてくれるというのがセオリーだよね・・・・まぁ、ヒロインなんて柄じゃぁないから仕方ないよね・・・

 悲しくなんかないよ!

 「下がっていてくれるかな?お嬢さん。危ないから・・・・ね?」

 護るべく前に立つと、化け物が向かってきた。

 地面が槍のように突き出す様子を思い浮かべる・・・と、その通りになり化け物は槍に貫かれた。

 化け物はグッタリとして、血が槍を伝う。

 「大丈夫でしたか?」

 しゃがみ込んでいるメイドさんに手を差し伸べる。

 ワタシは女性に優しくがモットーなんだよ?

 「あ・・・ありがとうございます・・・」

 おずおずと、ワタシの手をとった。

 (可愛いなぁ、もう・・・)

 決して、レズなわけではない・・・立ち上がらせ、問う。

 「お嬢さん、こんなところで何をしていたのかな?」

 「あ・・・はい、僕は城の使いで・・・手紙を届けに行った帰りでした。」

 ・・・・・・・・城?

 「ふぅん?そうなのかい、でも一人じゃ危ないよ?・・・・そうだ、ワタシが送っていってあげようか。」

 自分の顔がほころぶのがわかる・・・面白く、なりそうだ。

 「えぇ!?そんな!申し訳ないです・・・」

 「いいよ、ワタシの勝手に言い出したことなのだから・・・ね?」

 少々強引だが、乗りかかった船・・・逃がすわけにはいかない。

 「で、キミは誰の所に行きたいのかな?思い浮かべてごらん?」

 「す、すみません・・・えっと、魔王様のところです・・・」

 今だ申し訳なさそうに誤ってくるメイドさん・・・っていうか魔王ね、どういう人か、少し気にはなる・・あ、そういえば・・・


 「お名前は?お嬢さん。」


ちなみに連載してるサイトはもうキマグレ⑪まで終わってる。

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