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番外・ある日の昼下がり


 「・・・・魔王?」

 昼下がり、丁度良い日差しに心地よい風。

 外を・・・といっても城の庭だが。

 散歩していたら、木の陰で眠る魔王をみつけた。

 そんなにも心地よい場所で眠っているにも関わらず、魔王はうなされていた・・・

 「魔王?大丈夫かい?」

 彼の顔に汗で張り付いた髪を払いながら聞く。

 「んっ・・・・ヤミイロ・・・?」

 魔王が目を開け、キレイな深紅の瞳と目が合う・・・フードで相手からは見えないだろうけど。

 「うなされていたよ、大丈・・・!」

 ・・・・驚いた。

 急に抱き寄せられたから・・・・

 「魔・・・王?」

 彼の体は妙に冷めている・・・・おそらく、恐怖で。

 「魔「僕の名はリオだよ・・・シャノン。」

 声は、力なく震えていた。

 見上げると、彼は苦しそうな、悲しそうな表情。

 「リオ・・・悪夢を、見たのだね?」

 「うん・・・怖い・・・とても怖い夢だよ。」

 ギュッと、ワタシを抱く腕に力が入った・・・・その腕も、わずかに震えていた。

 抱き返し、なだめるように背を撫ぜる。

 「大丈夫だよ、リオ。ここにその悪夢はないから・・・大丈夫。安心してね?」

 そう言うと、だんだんと震えは止まっていった。

 「シャノン・・・」

 「何だい?」

 「歌、うたって?」

 「あぁ・・・いいよ?」

 微笑んで、返事をする。

 暫くうたっていたら、上から寝息が聞こえた・・・


 (今だけは、いい夢を・・・・)


そういえば主人公って、声だ け は !(ここ強調)きれいな設定だった!

と思い出したりしなかったりしたりで(どっちだよ)書いてたと思います。

こっちでは番外をUPしていなかったなと・・・なんで明日も投稿します!


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