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キマグレ⑫!





 「な、何か寒気が・・・!」


 あ、今ワタシ何か壊した?そんな気が・・・まぁいいや。

 とりあえず、説明はしてもらったから。

 「人王と魔王の勝敗を決める道具って、わけだね。ワタシは。」

 そう言うと、セスは眉を顰めた。

 「道具とは「そんなとこだろう?怒りはしないよ、そう言われても。」

 言い募ろうとするセスを遮って言う。

 怒ってはいない、だが不服ではある。

 「異世界というのを楽しんではいるからね、それで?ワタシは帰れえるのだよね?」

 デメリットもあればメリットもある、だから納得はしているつもりだ。

 ただそれは期間限定。

 「帰れる。だが、勝者がお前を望めば帰れない。」

 「それはない絶対ないあり得ない。」

 即答でノンブレスなのは嫌な予感が過ぎったからだ!

 大丈夫、誰もワタシを望まないから!!

 言っていて悲しくないこともないが、そこで望まれてしまえばワタシは元の世界には帰れないじゃないか。

 向こうには家族も友達もいる、みんな大切な人たちだ。

 それらを全て捨ててでもこちらにいたいとは思わない、こちらにはそこまで大切なものはないからだ。

 「そうか、まぁいい。もう戻れ。」

 「は?」

 ちょっ、え、何マジで?!あの状況に?!!

 「とりあえず、達者でな・・・・」

 フザケンナー!!!





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