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すみません!また色々あって一日遅れました!!(><;)
「ッ・・・・!?」
吃驚した、冷や汗が背中を伝うのがわかる。
「まぁね、面白い人物だとは思うけどね・・・一体いつからいたのかな?魔王。」
魔王だった。
ワタシをすぐ後ろから抱き込むかたちになっているが、一体いつからいたのか。
いつのまにか、フードは外されていた。
「勇者がこの部屋から出て行ったくらいだよ、ヤミイロ。」
微笑み言う魔王だが、目が笑ってない・・・・・・・あれ?怒ってる?
て、いうか首が痛いよこの体勢。
魔王はワタシより身長が高いし、後ろにいるので後ろを仰ぎ見るかんじで魔王と目を合わせているので正直キツイ。
「あの、魔王?離してくれると嬉しいのだけど。」
そう言うと、魔王はにっこりと笑い(やっぱり目は笑ってない。)口を開いた。
「イヤだ。」
何 故 !!?
え、ワタシ何かしたっ・・・・ね。敵である勇者と話していたからか?
「怒ってる?何で?」
ダメ元で一応聞いてみた。
「何でだろうね?」
いや、問いに問いで返されても・・・・え、何やっぱりワタシが悪いのか?
色々考えていたら、魔王に呼ばれた。
「ねぇ?ヤミイロ。」
思考の渦から上がり現実に戻ると、無表情の魔王。
「彼は僕の敵なんだ、なにが言いたいかは解るよね?一応警告は、しておくよ?ヤミイロ。」
つまり余計な手出しはするなって事だね、よくわかっているよ。
解っているってだけで手出ししないわけじゃないのだけど、ね。
「解っているよ・・・彼は君たちの敵なんだからね。」