表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/90


 「僕ね、最初ヤミイロのコト男だと思ってたんだよね・・・今日の朝見て驚いたよ。」

 朝はこっちが吃驚だよ・・・顔見られちゃったしね。

 「ヤミイロのいたトコロでは、みんなこんなに短いスカートなの?」

 「ッ!」

 言いつつ腿を撫でるな!

 どれだけワタシが必死に押さえていると思っているんだ!この魔王のコトだから絶対気付いている。

 「ヤミイロの肌、キレイだね・・・」

 今度はシャツの裾から手を入れてきて、背をなぞった。

 やはりソレにも、ワタシの体は正直に反応する・・・

 「魔、王・・・止め、てくれないか。」

 手の動きを止めてくれ。

 そして離れろ。

 「クスッ・・・イヤだ。ヤミイロも、我慢しないで?」

 やっぱり気が付いていたのかコイツ!!

 血を飲むだけじゃなかったのかな?いつの間に趣旨を変えた?

 「・・・・そうだね。血を、飲んであげようか。」

 ブツリ・・・

 首筋に鈍い痛み・・・けれど、それだけじゃなかった。

 「ッ・・・んぁ・・・はっ・・」

 吸血されたときに、甘い痺れがともなった。

 「我慢できなかった?今の。」

 「な、んだ?・・・今のは・・・」

 問うと、リオはクスクスと笑いながら答える・・・・

 「今のは毒みたいなもの。リシェラの時にしなかったのは多分、君の魔力がリシェラよりかなり大きかったからだと思うよ?この毒、相手の魔力が大きかったら打ち消されちゃうんだって。」

 「そう、か・・・・」

 ヤバイ・・・頭がクラクラする・・・

 さすがに、二度も吸血されるのはきついものがある。

 今飲まれたのが少量とはいえ、その前のダメージもまだ残っているし・・・

 「大丈夫?」

 八割方キミのせいだよ、魔王。

 あぁ・・・でも心配してくれるあたりいい人なのかもしれない・・・

 「それじゃ歩けないでしょ?ベッドで休んでいったら?」

 と、ワタシをヒョイッと抱き上げて運びベッドへ横たえた。


魔王手馴れてる・・・

そしてセクハラを魔王はスキンシップと言います。(。。;)

被害者は当然ヤミイロ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ