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「何もされませんでした?」
出て早々その質問はないと思うよ?リシェラ嬢。
「されてないよ。ところで、リシェラ嬢、ワタシの部屋はどこかな?」
「あぁ、ここです。」
と、すぐ右隣の部屋のドアを開ける。
「・・・・は?」
隣?あり得ないよね。
正体バレたらどうする気だい?
「ちなみに右隣は僕ですよ~?」
「・・・そうか、ワタシはもう眠いから寝るよ?お休み。」
気にしない気にしない・・・ワタシは何も気にしないよ?
「深夜、お邪魔するね?」
「来なくていいから本気で。」
『冗談ですよ~』とか言っているけど嘘だね・・・目が本気だったし口調もかわっていたよ、リシェラ嬢。
とりあえずスルーして、部屋へと入り当然鍵はしっかり掛ける。
ベッドの上に転がったら睡魔が襲ってきた・・・そのまま、睡魔に任せて眠りへとおちていった。
眩しい・・・どうやら、朝のようだ。
「ん・・・・」
「やっと起きたね。」
・・・・は?
「魔・・・王?」
魔王がベッドに腰掛けてワタシの髪を梳いていた。
「何でここにいるんだい?」
起きあがり、魔王に問う・・・・
「おはよう。」
イヤイヤそんな爽やかに言わないで下さいよ。
説明欲しいね、説明が・・・
「何をしているのかな?」
「ん?ナニってナニもシてないよ?」
字 が 違 う !
なんだか色々気になるけどまずは、色々ツッコミどころ満載だけどまずは・・・・!
「鍵、閉めたよね?なんでいるのかな?」
魔王は寝込みを襲ったりしませんよ・・・・・・・・・・・多分。(TдT;)「
十二話目あたり結構魔王ヤバイですけども!!まだ先なので・・・