キマグレ④!
「突然なにかな・・・ゲームって何のコト?」
「知らないの?」
何故か驚いた顔されたけど・・・・本当知らないのだよ。
有名な事なのかな?知ったかぶりでもしておけばよかったねぇ。
「あぁ、生憎と知識の乏しい田舎者でね。」
先程と同じ言い訳を言っておく。
矛盾点が発生したらややこしいから・・・
「全世界の人々が知っているはずなんだけど?」
墓穴掘ったね。
なんとか、動揺を悟られないよう切り返す・・・・
「へぇ・・・?例外もいるはずじゃないのかい?」
「言うね、神が直接このセカイの人達に伝えるのに?」
・・返す、言葉がない。
魔王とか凄い笑顔だよ・・・眩しくて怖いのだけど。
「ヤミイロ・・・キミは、何者?」
はい絶体絶命だねワタシ・・・
「さぁ?ワタシはワタシだから・・・」
コレは、正確な答えかい?魔王。
魔王は暫く考えるような素振りをし、やがて口を開いた。
「いいよ?またそのうち、ね?仲間になるっていうのは?」
「それは・・・キミの敵を見てからにするよ。」
「ふぅん?別にいいよ?じゃ、キミの部屋用意させるからそこに泊まってね?」
ワタシ宿無しって言ったかな・・・まぁいいか。
気にしてもしょうがないしね?
「じゃぁ、そうさせてもらうよ。」
そう言い、部屋から出た。