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エピソード8:school festival①

 11月22日、時刻は9時10分。

 文化祭の開幕まで残り20分となった秀麗中学校内は、活気ある修羅場だった。

「ねーねー名杙さん、釣り竿が足りないんだけど知らない?」

「釣り竿? さっき森君が裏に運んでたはずだよ。私ちょっとガムテープもらってくるね。3つでいいかな?」

「ありがとう、それでお願いねー!!」

 クラスメイトの声を背に、心愛は教室を飛び出した。通り過ぎる各教室からはステージ発表の最終確認やクラス展示の最終調整など、少しでも良いものを見せようとする意識で全員が取り組んでいる空気感が伝わってくる。

 心愛が所属している2年3組は、クラス展示を『ゲームセンター』と称して、主に子ども向けのイベントを開催することになっている。魚釣りゲームやあみだくじ、ボーリングなど、簡単なゲームで遊んでもらい、特典に応じて駄菓子をプレゼントする、というものだ。

 衣装も百円均一で購入したエプロンに、フェルト素材やレースを取り付けたりして、自分たちなりにアレンジしている。今日は、近所の保育所からも子どもたちが遊びに来ると聞いていたので、子どもが名前で呼びやすいように、色画用紙を花や動物の形に切って名札を作った。ちなみに心愛は赤い色画用紙をハート型に切り、ひらがなで名前を書いて胸につけている。

 そう、全てを基本的にダンボールや厚紙で作っているので、ガムテープはなにかと使うことが多い。必要な用具は実行委員会が本部にしている、本校舎2階の図書室に用意されている。始まってしまうとバタバタするので、用意出来るならば事前に。そう思っての行動だ。

 同じ階にあって良かったと安堵していると、前からマイペースに歩いてくる、見知った顔があった。

「あ、森くん」

「……うす」

 こう言って首だけを動かすのは、同じクラスの森環。彼も同じく制服の上からエプロンを着ているが、随所にロボットのパーツのようなゴテゴテした装飾になっている。白いひし形の中にひらがなで名前を書いた名札を、なぜが腹部中央につけている。腰回りの装飾とも相まって、まるで変身ベルトのようだ。

「そういえば、釣り竿ってさっき裏に運んでたわよね? 桐島さんが探してたわよ」

「……多分?」

「確認しといてよね……じゃあ心愛、図書室行くから」

 そう言って彼の隣をすり抜けようとすると、環が「あ、名杙」と心愛を呼び止めた。

 忙しいのに何だよ、と、心愛がジト目で訴える。彼はそんな彼女へ、まるで今日の天気を告げるかのように平然と、こんなことを言ってのけた。

「……さっき、グラウンドの方に……ヤバいなんかが、いた」

「なんっ……!?」

 とっても大切なことを、何の緊張感もなくしれっと言い放つから、心愛は思わず叫びそうになった。我慢したけれど。

「な……何よそれ、心愛、そんなの聞いてないんですけど……!?」

「今日、名杙先生は?」

「午後から来るって聞いてるから後で一応伝えておくけど……あぁもうこんな時に!! 教えてくれてありがとうっ!!」

 心愛は吐き捨てるように謝辞を述べた後、慌てて図書室へと向かう。環はその背中を見送りつつ……マイペースに自分の持ち場へと戻るのだった。


 図書室には常に文化祭実行委員が待機しており、備品を求めてやってきた生徒に対応してくれている。クラスと名前、必要な備品を申請用紙に書き、実行委員に提出。それと引き換えに受け取るという仕組みだ。心愛の順番になった時、見知った顔が元気に出迎えてくれる。

「あ、名杙さん!! おはよう!!」

 机を挟んだ向かい側には、ジャージ姿の島田勝利が満面の笑みで出迎えてくれた。彼のクラスはステージでダンスを発表することになっているので、この仕事の後はクラスのリハーサルに行くのだろう。

「島田先輩、おはようございます。あ、そうか……実行委員ですよね」

「そういうこと。申請書書いてる間に持ってくるね。何が必要なの?」

「あ、えっと、ガムテープを3つ、お願いします」

「了解!!」

 そう言って心愛に背を向ける勝利。心愛もまた手早く必要な情報を記載して、彼の持ってきたガムテープと交換した。

「はいコレ、名杙さんのクラス展示だと、布テープの方がいいよね」

「ありがとうございます」

 そこまで伝えなかったのに、自分たちのことを知った上で対応してくれた、そんな彼の気遣いに驚き、嬉しくなる。

「いよいよ本番だね。お互い、頑張ろうね!!」

 そう言って、盛大に笑う彼を見ていると……まず今日、夕方まで、無事に終わらせたいという気持ちになった。彼のクラスのステージ発表は今日のトリだ。途中でトラブルが発生して中止、という事態は、なんとしても避けなければならない。

 それに……。

「頑張りましょうね。今日、佐藤支局長も見に来るって言ってましたよ」

「本当!? ありがとう!!」

 次の瞬間、勝利の瞳に大きな光が宿った。彼は政宗のことを恩人として尊敬している。彼に対して自分の成長した姿を見せたいと思う気持ちを、絶対に守りたくて。

 心愛は軽く頭を下げた後、教室に戻る。その道すがら、とりあえず周囲の気配を伺ってみるけれど……いかんせん人が多すぎて、様々な感情が渦巻きすぎていて、かつ、心愛自身も焦っているので、要するに何が何だか分からない。

「……あぁもうっ!!」

 焦ってもどうしようもないことは、自分がよく分かっているけれど。

 心愛は雑踏の中で声を吐き出し、一度、気持ちを入れ替えてから……手に持ったガムテープを握りしめ、教室へと急いだ。

 とりあえず……何かあれば、()()()()()に任せよう、ということで。


 秀麗中学校の文化祭の見回りをして欲しい。

 ユカが政宗からそれを頼まれたのは、本番前々日、木曜日の午後だった。

「見回り? 具体的には?」

「文字通りの意味だ。文化祭は2日間。2日目は統治も手伝いで1日いられるんだが、初日の午前中はケッカしか動ける人がいないんだ。里穂ちゃんは14時まで部活、仁義君は……午前中は課外授業だし、そもそも年末まで謹慎中だから表立って動かせない」

 相変わらずの人材不足である。これで最大繁忙期の年末をどう乗り切るつもりなのか、考えるだけで肝が冷えるけれど……今はとりあえず、それは考えないことにして。

 ユカは頭の中でそれぞれの居場所を整理しつつ、彼の言葉の続きを待つ。

「統治と俺は、名杙本家で今回の聴取が入ってる。統治は午前中で終わると思うけど、俺は色々とゴリ押ししたいこともあるから、ちょっと長めに残るつもりだ」

「なるほど。そういえば山形の人、捕まったんよね?」

 統治から又聞きした情報の真偽を問いかけると、政宗は「ああ」と肯定する。

「櫻子さんの証言とスマートフォンの通話記録、防犯カメラの映像が決め手になって、警察で事情を聞かれているそうだ。その辺の処遇をどうするか、的な話もあるから、土曜日の午前中はどうしても抜けられないんだ」

「了解。まぁ確かに、あそこは5月にも『遺痕』が集まっとったけんね」

 

 今年の5月、ユカが赴任して早々、心愛が通う秀麗中学校に、『遺痕』がワラワラと集まってくる現象が発生した。

 その時は、倫子が持っている無自覚の素質の可能性が高いということで、彼女に『絶縁体』をもたせた上で、中学校周辺に『(まじな)い』を施している。

 ただ、今回は……不特定多数の人間が常に出入りをする状況だ。この騒ぎに乗じて、人ならざるものがしれっと入ってくる可能性は非常に高い。


 ユカが5月に校内へ入ったときのことを思い返していると、政宗が当日の流れを告げた。

「今回は分町ママにフォローに入ってもらう。もしも『遺痕』を見つけたら、ケッカの裁量で対応してくれ。ただ……無理はしないように、いいか?」

「分かっとるよ。政宗も、島田君の発表は見るつもりなんやろ?」

「ああ。そこには間に合わせる。だから、帰りの足は心配しないでくれ。あと、学食の限定メニューはマジで美味いから、是非食べて欲しいかな」

 そう言って笑顔を向ける政宗に、ユカも一度だけ頷いて。

「美味しいご飯を守るために、週末も頑張らんとね」

 

 と、いうわけで。時刻は間もなく午前10時。

 秀麗中学校の正門前に到着したユカは、受付の生徒からプログラムを受け取ると、道の脇でそれを開いた。

「なるほど、心愛ちゃんのクラスは駄菓子釣り……!!」

 真っ先に目についた情報を口に出すと、頭上に浮かぶ分町ママが口元に笑みを浮かべ、ワイングラスを傾ける。

「ケッカちゃん、朝からそんなに食べたいの?」

「朝から飲みまくってる分町ママに言われたくないんですけど……」

「私はいいのよ。これがお仕事なんだから」

「ハイハイ。さて……」

 ユカはたすき掛けにしていたワンショルダーバックにプログラムを折りたたみ、片付けることで両手をあけた。彼女の体には少し大きくも思えるこのカバンは、政宗から借りたものだ。ハサミなどをポケットから落とさないように、そして、両手をいつでも使えるように、という名目で。服装も動きやすさを重視して、フードの付いた膝丈のワンピースとスキニージーンズ、足元はスニーカーだ。キャスケットは外れないようにヘアピンで厳重に止めてあるので、多少動いたり走ったりしても大丈夫だろう。

 そして、人の流れを注視しつつ、周囲の気配を探る。正門からは既に多くの人が校内へと流れており、体育館の方からは合唱らしき歌声も響いている。いよいよ本格的に始まったようだ。

 とはいえ……ユカは木陰で顔をしかめつつ、分町ママに意見を求める。

「分町ママ、怪しい気配……遠ざかってません?」

「そうなのよ。多分、人が多すぎて嫌になったんじゃないかしら」

「そんなことが……?」

 これまでの多くは、『遺痕』は人が多い場所に吸い寄せられるように集まってきて、その場所に留まり、生者に悪影響を与える、ということが多かった。

 それとは真逆のことが起こっている感覚がある。仮にもしも人が多い場所が嫌ならば、どうしてここに来たのか。楽しそうだから? 母校だから? 何となく流された?

 考えても確証は得られない。だからこそ。

「とりあえず……午前中限定のケーキバイキングがある学食から攻めんとね」

 ユカもまた目的を定め、移動を開始するのだった。


 時刻は11時30分。

 食堂でリーズナブルなケーキバイキングを堪能したユカは、とりあえず心愛のクラスへ顔を出してみることにした。

「えっと、2年3組、2年……」

 秀麗中学校に来るのは初めてではないが、人が多いこともあり、気を緩めると通り過ぎてしまいそうな気がする。プログラムを片手に階段を登っていると、上から見知った顔が駆け下りてきた。

「……あ、阿部さん」

「山本さん……!!」

 ジャージ姿が珍しい阿部倫子は、ユカに気付いて階段の中腹で立ち止まると、会釈をして下ってくる。そして、踊り場で向かい合い「おはようございます」と挨拶をした。

「阿部さんがジャージげな、珍しかね」

「これからセットを組み立てなくちゃいけなくて、制服が汚れないように着替えたんです。今日はお一人ですか?」

「うん、午前中は一人。午後からは統治や政宗も来るよ。その前にケーキ食べたけど」

「羨ましいです……!! 楽しんでくださいね」

 倫子はこう言って会釈をした後、急いで階段を下っていく。他にもバタバタと移動する生徒とすれ違いながら……ユカはふと、自分にはこういう、学校生活での思い出がほとんどないことに気付き、少しだけ、物思いにふける。


 もしも、政宗や統治と、同じ学校に通うことが出来たなら。

 そもそも年齢差があるので、高校や中学で一緒になることはないけれど……もしも、もしも当時、もっと、交流があったなら。

 悔やんでもしょうがない。そんなこと分かっている。

 ただ……あの合宿の時のような高揚感、一体感を、もう一度どこかで、そう願ってしまったのだ。

 全く同じことは出来ないだろう。けれど、だからこそ。


「……年末は、タコパ!!」

 未来への期待と希望を口にして、前を向く。

 願い事を声に出して、自分に言い聞かせて。

 そして……それを目指して進む。それだけだ。

 だって、これからいくらでも、同じ時間を過ごすことが出来るのだから。


 そして、ユカが満を持して心愛のクラスに顔を出すと……。

「あれ、森君。心愛ちゃんは?」

 順番待ちをして、店番の環から釣り竿を受け取る。そして心愛の姿を探すが、肝心の本人は行方知れず。

 環は数秒思案した後、隣にいたクラスメイトに心愛の行方を尋ねて。

「……名杙は昼休憩っす」

「すれ違った……まぁいいか。コレ、どれを釣ってもよかと?」

「釣れるもんならどうぞ」

 こう言って環が指を指したのは、ビニールプールの中に配置された駄菓子達だった。釣り竿の先には針金を曲げた釣り針がついており、駄菓子にもそれが引っかかるよう、フックが取り付けてある。軽そうなものから、ちょっと重そうなものまでよりどりみどり。とはいえ、どうせなら重量感があるものを吊り上げたい。

「よしっ……」

 ユカが狙いを定めたのは、枝豆スナックが入った袋菓子だった。難易度は低いのでひょいと釣り上げると、環が棒読みで「おめでとーございまーす」と告げながら、持ち帰り用の袋を手渡す。

「食べる場合は所定の場所で、ゴミはお持ち帰りください」

「分かった。森君……もうちょっと感情は込められんと?」

 あまりにも棒読みに接客をする少年に苦言を呈すると、当の本人は「はて?」と首を傾げて。

「俺なりに十分込めてるっす」

「あ、そう……まぁいいや。ところで、おかしな様子とかない? 変な気配とか」

 スナック菓子を袋に入れながら尋ねると、環は「……ああ」と何かを思い出す。

「朝、始まる前に少し、グラウンドの方で。名杙にも言ってあるっす」

「了解。あたしは食堂におるけんが、何かあったら何とかして教えて」

「うす」

 表情を変えずに頷いた環に、一抹の不安は抱きつつ……まぁ、いざとなったら動いてくれるだろう、と、勝手に納得して。

 駄菓子を手に持って教室を出たユカが。早くも手ぶらで動けなくなってしまったことに気付いたのは……食堂で昼食用のトレイを持とうとした瞬間だった。


 実家での査問会――という名目の大断罪大会――を終えた統治が、櫻子と共に秀麗中学校に到着したのは、13時前のことだった。

 午後になって、祭りを楽しんで帰宅する人、統治達のようにこれから楽しむ人、正門前は人の流れが複数出来ており、予想以上に混雑をしている。

「私立中学校は、規模が大きいですね……!!」

 受付でパンフレットを受け取った櫻子は、多彩なプログラムに感嘆の声を漏らした。統治は「そうだな」と同意しつつ、午前中、心愛から届いていたメールの内容を思い返す。


『朝の9時過ぎ、森君が、グラウンドの方に変な気配を感じたって言ってたの。でも、心愛は感じなかったから、いなくなったのかも。何か出来ることがあったら教えてください。』


 駐車場は少し離れた空き地なので、ここまでは徒歩で移動してきた。その道すがら、色々な方向に気を張ってみたけれど……特に不穏な気配を感じることはない。

 とはいえ、再び、どのタイミグで近づいてくるのか分からない。警戒は怠らないように、と、自分自身に言い聞かせていると……斜め上に、見知った気配を感じた。瞬きをすると、分町ママがヒラヒラと手を振っている。

「分町ママ、山本はどこですか?」

 統治の問いかけに、分町ママはとある方向を指さした。

「ケッカちゃんなら食堂にいるわよ。ずんだ餅を食べてたわね」

「そうですか。何か変わったことは?」

「特に目立つ異常はないわ。私は適当に周辺を見てるから、何かあったら教えてね」

「分かりました」

 分町ママに謝辞を述べた統治へ、隣にいる櫻子が問いかけた。

「ユカちゃんと合流しますか?」

「そうだな。俺も流石に何か食べたいところだ」

「朝からお疲れ様でした。あら……?」

 食堂へ移動しようとした次の瞬間、櫻子が視線の先に何かを見つけて、統治の服を引っ張った。彼女の視線の先には、高校生と思しき男性が2名。会話をしながら歩いている様子が見える。

「あれ……柳井さん、ですよね?」

「ああ。黒いウィッグを被っているが、あの横顔は仁義だな」

 櫻子も一瞬、黒髪なので人違いかと思ったが……あれだけ端正な横顔は一度見たら印象に残る。統治が同意したことに安堵しつつ、隣を歩く人物が里穂ではないことにも首を傾げた。

「確かに、柳井さんの地毛は目立ちますからね……お隣は名波さんでしょうか?」

「だと思う。学校帰りに立ち寄ったんだろうな」

「ご挨拶しますか?」

「いや……」

 遠巻きに見ている統治と櫻子に、数メートル先を行く2人は気付いていない様子。人混みの中、様々な音が飛び交っているので、しょうがないことだ。

 統治は少し考えた後、首を横に振った。

「……先に腹ごしらえをしたい。食堂へ移動しよう」

 端的に結論を告げて、踵を返す。

 心愛達の教室がある建物とは別棟にある食堂へと向かう統治の横を歩きながら、櫻子はどこか楽しそうに話しかけた。

「私もお腹がすいちゃいました。オススメは何ですか?」

「今日は特別メニューのはずで……櫻子さん、何かいいことでも?」

 見下ろした彼女が、とても楽しそうに笑っているから。

 何となく尋ねた統治に、櫻子は軽い足取りと共に返答する。

「統治さんが優しい人だということを再確認出来て、嬉しくなりました」

「そんなことは……」

 まさかそんなことだとは思わず、語尾がゴニョゴニョと沈んで消えた。

 ここで統治が2人に話しかけることで、特に仁義は分町ママの気配も感じで、『縁故』として気を張ってしまうかもしれない。後に合流する里穂には事前に伝えてあるから、彼女から話を聞いた場合はしょうがないにしても……実働部隊である里穂がやってくるまでは、純粋に楽しんで欲しいから。

 という気持ちをすっかり見透かされた統治は、きまりが悪くなって櫻子から視線をそらす。


 そして、数分後。

「山本……ずんだ餅はどうした?」

「食べた」

「だろうな。まさかそれが昼食か?」

「お昼は豚丼セット食べたよ。美味しかったー!!」

「それは何よりだ。そのパンケーキはどうするんだ?」

「今から食べる!!」

「食べ過ぎだ……」

 テーブルで一人、スイーツ全制覇を目指しているユカにため息をつくしかなかった。

 中学校の文化祭って何をするんだろうと思って、考えました。

 とりあえず食べ物は大人が本気を出すだろうと思ったので(次年度の入学者も確保したいですし)、食堂が豪華という設定です。ケッカちゃん、ここから動かないのでは……?

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