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05 思惑


 夕食もお風呂も済ませて、


 昼番のプリナさんから夜番のフィグミさんへの伝達事項の引き継ぎも完了。


 いつものまったり語らいタイム、今日の主役はもちろん、ナルン。



 寝巻き姿のプリナさんとメイド姿の『ハラショー』フィグミさんに囲まれて、


 楽しそうにおしゃべりざんまいのナルン。



 この光景、いや本当、マジタマランッ。



「ではそろそろ、おやすみなさい、皆さん」


 おやすみなさい、プリナさん、良い夢を。



『サイリパパもおねむ?』


 どうしようかな、フィナさんが起きてこないと、フィグミさんがひとりぼっちになっちゃうよね。



『ボクがおきてるから大丈夫!』


 じゃあ、フィグミお姉さんのお手伝いをお願い出来るかな、ナルン。



『まかせて!』


 では、フィグミさん、おやすみさせてもらいますね。



『はい、おやすみなさいませ』

『おやすみ、サイリパパ』


 はい、おやすみ。



 ……



 布団の中であれこれ考える、僕。


 ナルンの"サイリパパ"呼びはちょっと恥ずかしいな、


 とか、


 今度あのトラブル"占い師"が来たら、どうやってリベンジしよう、


 とか、


 フィナさん、早くご機嫌が直ると良いな、


 とか、


 フィグミさんって『ハラショー』の分の服も必要だからおこづかい増やさなきゃ、


 とか、


 海の魔物のアンデッドって、倒したら消えるのかな、それとも干物が残るのかな、


 とか、


 プリナさん、寝巻き姿、ごちそうさまでした。


 とか……



 zzz……



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