表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

Bだった

作者: 白萩アキラ

今から思い返せば、

あれはいじめだった?かもしれない

実際のところ私は当時、愛称だと思っていた


ちょっと馬鹿っぽい子がクラスにいたから

その子を「B」とみんなで呼んで、

最初はヒソヒソ笑ってた


Bの名前の頭文字がKだったから

そのうち「BK」なんて呼んでいた

何故だか上手いような気がしていたのだろう


BKはおっちょこちょいでもあったから

そのうち「DBK」なんて呼んでいた

ドジだということでDを足したのだろう


そしたらDBKは、その蔑称を知ったらしいけど

「ドラゴンボールみたいでカッコいい」だってさ、

私はやっぱり馬鹿か?なんて思いはしたが、


そうしたらBを抜いて「DK」にしようって

誰かが言って、そうしたらDKはすかさず、

「それならドンキーコングだね」って、


それからあだ名は「ドンキー」になって

数年後に私と仲良くなった後も

ドンキーはドンキーのままだった


Bって結局、どういう意味だったの?

なんて聞かれたら、私は忘れたフリをして

再び「B」に、なるのだろうか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ