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流れ星  作者: ちゅん丸
一章 始まりは突然に
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プロローグ

 ほとんどのラブコメは最後は必ず幸せに終わる。

それは作者や漫画の中のキャラ、そして視聴者。誰もが望む展開だろう。

そのフィナーレに一体どれほど憧れたことか。リアルという現実に何を求めているのだろうか。


 そんなことを考えながらふと現実に帰る。この経験は誰もが通る道なのかもしれない。

だがこれは最悪のパターンではないか。想像の中ですら自分は物語の主人公になっていないのだ。


 物語の主人公ではないと言うことは、この想像には他の誰かが主人公になっているのだろう。

それは自分より幸せなやつだ。実際に幸せな姿を見ているのだから幸せな主人公という想像がしやすい。


『自分もこんな風になれたら』なんて思うだけ嫌になる。

所詮自分は誰にも気づかれず宇宙を浮遊している『ゴミ』となんら変わらないのだから。





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