イマジネーションの非
「もっとイメージしないと!!」
職場の上司に言われた。
「イメージですかぁ、、」
イメージできない理由を言わないようにしながら、やる気を見せる必要もあるのかと、
狭間で揺れ動く。
イメージができるわけもなかった。
自分は、ゲームが好きではないのに、ゲームのプロモーション会社にいるのだから。
何を間違えたのだろうか。
働きやすそうな条件だけで選ぶという若い過ちだ。
人間興味のあるものに想像性が働く。
逆にあまり価値を感じていないものには、想像したいとも思わない。
好きか嫌いか、やりたいかやりたくないか、面白いか、つまらないか。
そんな二項対立が、自分の性格上から相性をはっきり決めている。
転職してから早々に退社を決意。
人生へのイマジネーションは湧く。
二度と、共感できないことはやらないと。
自分との付き合い方がわかった若手社会人の大きな学びであった。