表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
94/96

狐の提案①

ぜひ読んでみてください!

良ければブックマークもお願いします!

「怖い、怖い、 けど、 楽しみや」


黒崎はそう呟いた後、 皆んなに今回の目的を詳しく説明した。


簡潔に説明すると、 限られた時間内での戦闘は余り得がない。


生徒会の書記を殺せば時間の制約はなくなる。


他のクラスとも協力して、まずは3年A組を倒しませんか?って感じだ。


「他のクラスって…… そんな簡単に協力してくれるのかな?」


「途中で裏切ってくるかもしれねーし」


「他のクラスが動くまで様子見ってのは?」


クラスメイト達から色々な声が上がった。


「そうや、 裏切られる可能性もあるし、 様子見をするのも一つの手や、 けど、それは相手の思う壺やろ」


────── !


「勝てる保証はあるのかよ!」

「そ、そうよ! 危険すぎるわよ!」

中谷(なかたに)宮代(みやしろ)に任せとけば?」


完全に二極化に分かれてしまったな……


中谷派か黒崎派


上手く話し合い等で温厚に済ませていきたい中谷


早く相手を殺してこの学校から解放されたい黒崎


どちらの考えにも同意する余地はある。


「おまけに、 3年A組は残り4名だけや」


「そ、そうなのか?」

「あれ? もしかしてチャンスだった系?」

「この人数なら勝てるんじゃね?」


黒崎も上手いことクラスメイトを誘導している。


この場に中谷が居ないため、流れは圧倒的に黒崎が有利だろう。


「そして何より、 僕が一緒に戦うんや、負ける事はありえない」


───────── !!


黒崎は断言した。


なんなんだ… この自信は……


「恐らく、1番厄介なのがこの学校の生徒会長、3年A組の八神秀人(やがみ ひでと)や、 僕は彼と対峙する、その間に書記の生徒を倒して欲しい」


「けど、 倒すって言っても3年がどこに居るのか分かんねーよ」

「ああ、そもそも黒崎は場所を知ってるのか?」


「もちろん、 場所はこの学校の真上」


黒崎はクスクスと笑いながら天井を指差す


「は? 今は教室にいるかもしれねーけど、放課後にはいねーだろうが!」

「ちゃんと調べてから言えよ!」

「そうだぞ!」

「そうよ!」

「そうだぞ!」


つい、皆んなが叫ぶから、俺も釣られて叫んでみた。


「話は最後まで聞くもんやで、真上って言うんは、 空の上や」


────── !?


「詳しく説明しなさいよ!」


月影がそう言い放っと、 黒崎はフッと笑って説明を始めた。


「彼の能力は、物を自由に浮かせる事や、 普段は生徒会室ごと空の上って訳や」


「なんで、そんな事を黒崎くんが知ってる訳?」


「とある情報屋から買い取った情報や、その情報が間違ってたらこの戦いは保留ってことで〜」


「もし本当に空にいたとして、どうやってそこまで行くのよ?」


「協力してもらう、 戦凪くんに」


─────!!!



「流石にあの化け物は手に負えないだろ?」


つい、動揺して声に出してしまった。


「実際に半殺しにされた君が言うと、 なんか、すごい圧があるわ」


「そりゃどうも… 実際、 戦凪は人に従うような感じではないだろ?」


「そうやね、 だから約束をした」


「約束? なんの約束を?」


「もし、 3年A組の全滅に協力してくれたら、 時間に縛られることなく藤波帝と戦える」


────── !


「藤波くんはそれを知っているのか…? 」


「全く知りません! けど、藤波くんには、また別の餌を撒いといたから」


「別の餌……? 」


本当にこの狐野郎は危険な気がする……


どこまで考えているのかも全く分からない…


本当にコイツは何が目的なのか読めない

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ