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人形劇の始まり

あけましておめでとうございます!

今年も投稿頑張っていきますので、

よろしくお願いします!


良ければブックマークもお願いします!

「いや、 力を貸すって、 素顔も見せずにそんな事言われてもね〜 そもそもアンタ誰?」


「2年B組の大野木(おおのき)だ、 能力は人形を自由に操る事ができる、 俺は戦凪と壕魔を殺したい」


「はぁ〜 確かに、僕も彼らを殺したい、けど、 君の力を借りなくても勝てるしな〜」


「戦凪と壕魔、 2人を相手にお前らは勝てると?」


クマの人形や子供の姿、ロボット、動物など様々な姿をした人形たちがケタケタと笑った。


「らしいぞ、 だいぶ舐められてるな戦凪ぃぃ」


「本当に、 困ったものだ」


────── !!!


戦凪は大きく息を吐く


「お、 やっと僕と本気で戦う気になった様だし、 頑張りますかね〜」


帝はそう言い放ち、 惜しむ事なく能力を発動させた。


「『死霊(しれい)(みちび)き』」


先程、 戦凪によって吹き飛ばされた、小場内(こばない)安彦(やすひこ)淳太(じゅんた)が目の前に現れた。


「琥太郎、 動けるか?」


一体のピンク色をしたクマの人形が琥太郎に駆け寄る。


「はい、 なんとか…… 」


体の傷は全て完治している。 今は痛みもない


今はまず、 月影たちと合流しよう。


「俺は、 仲間たちと合流して、 一度体制を立て直します」


「分かった、 この人形も同行させよう、 状況が共有できる」


「あ、ありがとうございます、 (すずめ)はどうする?」


「助けてもらった仮もあるし、 私も着いていくわ! 琥太郎の仲間に手を出したりもしないから安心して」


「ありがとう、 助かるよ」


とは言っても…… この状況の中、 どうやって逃げるか……


相手は戦凪、 今それを相手にしている帝って生徒も俺の味方って訳ではない。


おまけに、 なぜか、凶悪犯の壕魔までいるし、 チンピラや他にも強そうな生徒が集まっているこの状況


一筋縄では逃げれないだろう。


「着いていくとは言ったけど、 ここから逃げるのはかなり難しいわよ」


「それは大丈夫だ、 俺に任せろ」


ピンクのクマもとい、大野木先輩がそう言い放った瞬間、 ほんの瞬きほどの一瞬で、 先程まで学校にいたはずの俺たちが何故か、 戦凪によって粉々にされた森の中へと移動していた。


────── !?


「これは…… 」


「『人形の入れ替え(ドールチェンジ)』、人間と人形の場所を入れ替えられる」


「あっ! 雀は!?」


「居るわよ、 いいのかしら? 私たちは他クラス、 アンタの敵なのよ!」


「そうだ、 けど、 今は共闘して欲しい」


「ん…… 」


助けてもらってから共闘しないかと持ちかけるあたり、 なんか、 大野木先輩って感じするわ…


「分かりました、 俺は最初からその気ですし」


「ま! しょうがないから特別に助けてあげるわ!」


雀もあっさり承諾した。


「まずは、 俺たちの作戦を伝えよう」


──── こうして、 俺たちは2年B組の作戦を聞かされた。



まず、当初の作戦とは大きく違う形になっている。


本来、 俺が半殺しにされた後、 宮森先輩の待っている中庭へ戦凪が戻る予定だった。


そして、 白銀(しろがね)金剛(こんごう)で包囲


白銀の異能力、【迷宮】を使って、 周辺にいた生徒達も排除する予定だった。


しかし、 予定と違い、 宮森の前に戦凪は現れなかった。


そんな状態で、 迷宮を使用したら、こちらも戦凪を見失ってしまう。


そして、 予想してた以上に他クラスの生徒が現れた事だ。


ある程度は予想していたが、 戦凪とあれほど戦える生徒が現れるとは想像していなかった。


藤波帝(ふじなみ みかど)、 あれは完全に規格外だ。


それに、 壕魔八幡(ごうま やひと)


あのタイミングで現れたって事は、 やはり霧雨霞の指示で現れたのだろう。


そして、 1番の企画外は雲雀琥太郎(ひばり こたろう)


彼の回復力と根性は予想の遥か上だった。


おかげで、 体育館の地下に大量に眠っている爆弾を起爆する事は出来なかった。


今の場所で起爆しても、 確実に殺せるか分からない。


起爆予定では、中庭を抜けて、体育館裏に到着した瞬間だった。


なのに…… 今、 戦凪は学校の正面側にいる、 体育館は真逆の位置だ。


だから、 俺の役割は、 戦凪や他の連中を体育館側へ誘導する事だ。


あの爆弾以上の火力は、 今の2年B組にはない。


だが、 この事は3年C組の霧雨霞もわかっている。


絶対に邪魔が入る。


今まで牽制に使っていた爆弾を使用する。


普通は、 切り札の爆弾を自分たち以外に使わせる事で、切り札の無くなった俺たちB組を攻めやすくなるのだから、 霧雨霞にとっては都合が良いはずなのに……


彼女はそれを拒んでいる。


爆破を阻止しようとしている。


その証拠に、 あの場に壕魔が現れた。


なにか、 起爆されては困る何かがあるのだ。


───── この学校には


それが何なのか、 それはどうでもいい


俺は、 あの裏切り者が嫌がる事をする。


霧雨霞、 戦凪凰覇、 壕魔八幡、藤波帝


そして、 悪いけど、 雲雀琥太郎


君たちを生かしておくわけにはいかない。


今回の戦いで、 1年を殺す予定はなかったが、 先程の戦いを見て、 彼らは絶対に脅威になると確信してしまった。


このイカれた環境に馴染む前に、 常識的な思考が少しでもある今のうちに、 彼らを殺す。


この戦い、 2年B組が勝たしてもう。


さぁ、 君たちも俺の人形のように、 踊ってもらおう


まず初めは、 この場で勝利を収めることからだ。



今回使用した異能力について、少し補足をさせていただきます。


【死霊の導き】

操る死体を自分の前に呼び戻す

一度に呼び戻せる数に制限はなく、時間制限などもないが、呼び戻した回数によって死体の耐久度が下がり、多く使用すると体が保てなくなり崩れてしまう。


【ドールチェンジ】

所有している人形と、人間の位置を入れ替える

同時に2人までしか使用できない。

続けて使用する事はできず、1人又は一回の移動に対して1時間の使用制限がある。

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― 新着の感想 ―
[一言] 不死身が混じってるとは思わないもんなぁ
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