学園の女王
是非読んでみてください!
良ければブックマーク等もお願いします!
宮森先輩も大変なんだろう。
あまり話を掘り下げない方がいいか……
「女王って誰のことなのかしら?」
月影にそんな気持ちは一切無いようだ。
「女王ってのは、 3年Cのリーダー、すっごい厄介な人だよ」
──────── !!!
霧雨霞
こんなところでこの名前が出てくるとは……
霧雨薫が殺そうとしてる人物
また、とんでもねービックネームが出てきやがった。
宮森先輩がこれだけ警戒している人物だ、 そうとう厄介な人物ってのは間違えない。
そんな人物をなぜ霧雨薫は殺そうと思っているのか……
追求するのやめておこう、 誰にだって隠し事の一つや二つはあるものだし。
「霧雨」と言う同じ苗字。
色々とややこしい事は確定だろうし。
「そう、 なら急いでその、 女王様を殺すわよ」
「随分と余裕だね」
「因縁があるなら、 早く蹴りをつけた方がいいでしょう?」
「 …… 」
ポカンっとした表情で宮森先輩は少し戸惑った様子だった。
やはり、 先輩も月影の相手は苦手なようだ。
「僕も月影さんに賛成だよ、早いうち動いた方がいいと思う」
当然、霧雨薫はこの気を流さない。
何とかして月影たちを誘導する気だ。
「まだその時じゃないかな、現状、 1年B組を相手にしながら3年C組は難しいし」
「なら、 更に他のクラスと協力すればいいのよ」
「怖いこと言うな…… 後輩ちゃんは」
「他の2年生のクラスは難しいのかしら?」
「まぁ…… 難しいかな」
宮森先輩はひたいに汗をかいている。
めっちゃ困ってるじゃん! やめてやれよ!
なんか訳ありなんだろ!
「なら、 私たちが話を持ちかけて見たらどうかしら?」
「おい、 月影、 先輩にも色々と事情があるだろうし…… 」
「は? 変態は口出さなくていいから、 キモすぎ」
罵声を浴びせられて俺は無言でうつむいた。
「気持ちは嬉しいけど、 オススメはできないよ、 本当に交渉しに行くなら君たちは確実に死ぬと思う」
─────── !!!
「なら、 協力するんじゃなくて、 3年C組を狙うように仕向けるのはどうかな?」
「それよ! ナイスアイディアよ霧雨!」
「なるほどね、 でも、 どうやって他クラスを仕向けるのかな?」
「それは簡単よ! 他クラスの生徒を殺して、 全部3年C組の仕業に仕立て上げるのよ!」
とんでもねーこと言ってるぞ!
「後輩ちゃん達かは提案してくるとは思わなかったよ、 そう、 C組を倒すには他クラスを仕向ける事から始める必要がある」
「その言い方だと、 何か考えがあるのかしら?」
月影がキリッとした表情で問い詰める。
「残念でした、 何も考えてませ〜ん!」
「変態、 この女を今すぐ殺しない」
「ごめんって、 私たち2年B組は皆んな死んじゃった事になっる事を忘れないで欲しいな」
なるほど、 宮森先輩達は全滅してると他クラスは認知してる。
こんな状況の先輩達にとって、 他クラスを3年生へ仕向けることも、不意打ちも可能。
とんでもない隠し球だな。
「何も考えてないって言うなら、 俺たちが決めてもいいんですか?」
「どうだろうね、 まぁ… 参考までに聞かせて欲しいかな」
「ちょっと! どう言う意味よ!? 意味が分からない、 変態、 説明しなさい」
「えっと…… 先輩達は皆んな死んだって思われてるから、 それを利用して、 他クラスを上手く3年C組と戦うように仕向けるって事だと思います」
「なるほど、 なら、 この学校で1番強い人にしましょう!」
確かに、 月影が言うように、 この学校で1番強い人を仕向けるのは最善だろう。
「この学校で1番強い人って誰なんだろう?」
霧雨がそう言い放つと、 宮森先輩は一人の名前を上げた。
「戦凪凰覇」
「その人って、 確か2年生の…… ?」
「そう、 2年A組のクラスリーダーだよ」
「なら、 A組を仕向ければいいのね!」
「いや、 A組じゃなくて、 戦凪凰覇1人さえ仕向ければ勝てるよ」
───────── !!!
宮森先輩は至って真剣な表情だった。
「彼は強すぎるからね、 相手にはしたくないけど」
「そんなに強いのかしら?」
「そりゃーもう化け物らしいよ、 私は本気で戦ってる姿を見たことないけど、 聞く限りだと確実に学園最強だよ」
「それじゃ、 本当に強いのか分からないじゃない」
月影が呆れた様子でため息を吐く。
「いや、 私が知る限りの事を教えてあげるよ、 戦凪凰覇の強さをね」
投稿の更新期間が空いてしまいすみませんでした。
6月からは毎週投稿していきますので、これからも
よろしくお願いします!




