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共闘と協力

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月影の考えには賛成だが、 問題はクラスメイトか……


この話を皆んなに伝えるべきかいなか。


どのクラスを狙うか、 どのクラスと手を組むか。


クラスで話し合っても意見はまとまらないだろう。


本来なら、 クラス全員で協力していく事がベストだが、 今のクラスに、 そこまでのリーダーシップが取れる生徒はいない。


そうなると、 クラスの数人と手を組むかってなる……


「さっきの2人、 宮森先輩達に勝てると思うか?」


そんな質問を投げかけた。


「なんとも言えないわね、 宮森先輩が気づいてない訳もないでしょうし」


月影の回答は曖昧なものだった。


「でも、 あの2人がクラス一丸となって攻めてきたら?」


霧雨がそう言うと、月がは無言で頷く。


2人が言いたいことは分かる。


宮森先輩の異能力は直接的な戦闘には向いていない。


補助を得意とするサポート系って感じだ。


そんなサポート系の周りには、 クソ強い生徒が大勢いるはず。


到底、 少人数では太刀打ちできない。


それは、 さっきの2人だって承知済みだろう。


って事は、 あの2人はクラス一丸となって、 2年B組を狙っていると考えて、 まず間違えない。


少なからず、どっちのクラスもただでは済まないだろう。


今、2年B組の体制が崩れるのは困る。


けど、 今の俺たちA組では、 クラスが一丸になって戦うことは無理だ。


そんな俺たちじゃ、 クラスメイト全員が一丸になってるクラスになんて勝てるはずがない。


「簡単な話よ、 クラス崩壊させればいい」


「 ────────── !!」


この月影(アホ)がまた、とんでもねーこと言い始めたぞ……


「クラス崩壊って…… どうする気だよ?」


「先輩達と2人のクラスが戦う前に、 戦力を削ぎ落とす」


「そんな事したら、矛先が…… 」


「そうね、 私たちA組に向いてしまうわ」


「大丈夫なのかよ……? 」


「黒崎くん達と協力するわ」


「 ────────!! 」


今朝、誘いを断ってたよな……


中谷(なかたに)達にも協力してもらうか?」


「応じてくれないでしょうね、 中谷くん、 自分たちから手は出さないって言ってたし、 言い出したら聞かないのよ」


「となると、 他にも誘えそうな生徒は…… 」


不知火(しらぬい)くんはどうでしょう!? 」


「おい、 霧雨、 アイツ自己紹介の時に、 皆んなと協力はしないって言ってたろ…… 」


「けど、 凄い強そだし」


「そうね、 彼の手も借りたいわ、 変態は明日、 不知火(しらぬい)くんを説得させておきなさい」


「俺がですか……? 」


俺はキョトンっと指を頬に当て、 可愛らしく聞き返す。


「は? そう言ったじゃない、 不知火氷馬(しらぬい ひょうま)くんと、 不知火萠(しらぬい もゆる)ちゃん、2人と協力関係を結ぶのよ」


「ん!? なんかハードル上がってね?」


「気のせいよ」


「そうか…… ごめん」



って! なんでおれが謝ってんだよ!!


てか、 気のせい。って何だよ!


そんな訳ねーだろ!


クソが…… 無理難題を押し付けやがって……


2人とも強そうだけど、 口だけで本当に強いのかも分からないのに。


「分かったよ、 明日、声はかけてみる」


「頼んだわよ」


はぁ…… 俺は渋々、話を引き受けた。




──── そして、 しばらくして、 俺たちはマンションに帰ってきた。


「それじゃ、 また明日!」


「おやすみ、 月影さん、 変態くん」


「お、おやすみ……」


今日はこれで解散となり、 各自の部屋へと戻った。


はぁ…… 身が重い。


月影は、 さっきのアホっぽい子達のクラスと戦う気だ……


アイツ、 無自覚だろうけど、 宮森先輩のこと信用してるし。


本当にあの人達は3年C組と戦う気があるのか?


そもそもC組と裏で繋がっていて、 俺たちを罠にはめようとしてるんじゃないのか?


もし、 そんな事があるなら、 俺は先輩達と、


殺し合い(デスゲーム)を……



12月からも宜しくお願いします!

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