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協力は代金の支払いから。

是非読んでみてください!

良ければブックマークや感想お願いします。

11月もよろしくお願いします!

俺たちは武器を買い求め、 訪れたカフェ(武器屋)で、 先生がヤバい組織の人間だと告げられた。


入学して2日目、 こんな都合よく話が…… って感じだが、 受け入れるしかない。


「これで俺は、 情報をお前らに教えた組織の裏切り者ってわけだ」


「 ───── なっ! 」


さらっと何を言いだすかと思えば


組織の裏切り者だと……


確かに、 会ったばかりの俺たちに正体を簡単に教えた時点で……


後、 ちゃっかりコーヒー飲んでんじゃねーよ!


「それで、 なんで私たちに組織の事を話したのか、説明してもらうわよ」


月影は紅茶を飲み干すと、 店主を睨み付ける。


(からす)と言う組織も、 一枚岩ではないと言うことです」


店主はニコニコと微笑みながら、 空のカップを下げる。


「俺たちは、 魔王を殺したい」


「 ─────── 」


昨日、 同じような話を聞かされたな。


宮森先輩たちと協力すればなんとか……


「普通に組織を抜けて動けば良いだけでは? 」


俺の質問に先生は眉を潜める。


「そうしてーのは山々だが、 そうもいかねー事情があんだよ」


「で、 アンタ達はなんで、 魔王を殺したいわけ?」


月影めぇ…… 俺が次に聞こうと思ったてた事を……


「俺たちは元々、 政府の人間だ」


「こんなロクでなしの先生が元政府の人間!? 」


霧雨の心ない言葉に動揺したのか、 先生は口に含んでいたコーヒーを吹き出した。


咳き込みながら、 なんとか立て直すと、話を続けた。


「魔王は人を殺めすぎた、 姿はガキだが、 アイツは確実に殺さなきゃいけねー、 そうしなきゃ、 お前らみてーなガキが来年、また殺し合いをする事になる。それに、 殺された奴らが報われねーだろ」


流石に何も言い返せない。


多分、 先生は多くの仲間を亡ったんだろう。


「こんにちはー! 」


そんな空気の中、 店の扉が開いた。


挨拶をして、 軽い足取りで店を歩く1人の女性。


とても聞き覚えのある声だ。


「あれ? 後輩ちゃん達じゃないか! 奇遇だね!」


宮森柚子(みやもり ゆずこ)、 2年B組のクラスリーダーである。


あぁ…… これは多分、 偶然でも運命でもない。


ただの策略だ。


ややこしくなってきやがった……


「あれ? 色々話聞いちゃったかい?」


「全部あなたの企みってことでいいのかしら?」


「やだなぁ〜 たまたまだよ」


月影が言うように、 これが宮森先輩の企みなら、 この場にいるのは危険だ。


「そう、 どっちでもいいわ、 ここで殺すから」


「相変わらず怖いな〜、 それでどう? 私たちと組まない?」


もう隠す気もねーじゃん!


もし、 ここで断ったらどうなる?


店の外にも他の生徒が待機してるかもしれない。


リスクが高すぎる。


ここは上手く話をにごして……


「お断りよ、 魔王を殺したきゃ勝手にやってればいいわ」


おいおい、 あっさり断りやがって!


「そろそろ仲間になってくれると思ったんだけど」


「そんなにあっさり引くなんて、 他にも話があるんですか?」


「おっ! 感がいいね、 変態くん」


やっぱり、完全に変態で俺の名前が定着してやがる。


「近々、 3年の女王様が動くらしいよ」


「女王様?」


うちの学校には女王様がいるのか?


「そう、 女王様、 3年C組のクラスリーダー、 霧雨霞(きりさめ かすみ)さ」


そんな呼ばれ方してんのかよ……


「その話を、彼女はいろんな生徒に持ちかけている」


「 ─────── 」


マジかよ…… もし2、3年が手を組んだら、 1年の俺たちも、 ただではすまない。


「あなたが、 3年とグルじゃないって保証がないじゃない」


「組みましょう」


「 ───────!!! 」


霧雨の一言に、 皆が唖然とした。


「霧雨、 自分が何を言っているのか分かっているのか!? 」


「もちろん、 その女王様を殺すまでは協力していいと思う」


クソが…… 朝も話していたが、 霧雨薫(きりさめ かおる)は、 3年の霧雨霞(きりさめ かすみ)を殺そうとしている。


霧雨にとって、 またとないチャンスだ。


「お仲間はそう言っているけど、 どうかな? 後輩ちゃん!」


「分かったわ、 けど、他のクラスの生徒を助ける気はないわよ」


「ありがとう後輩ちゃん! 今日は好きな物を何でも奢ってあげるよ!」


月影は無言でニヤニヤしている。


てか、俺の意見は……


それに、 クラスの皆んなにも伝えずに、 他クラスと協力とか大丈夫なのか……


「パフェ3つ、 拳銃4挺、 弾数の多い銃を1挺お願いします」


とんでもない注文内容が聞こえてきた。


流石に、 目ん玉が飛び出るレベルで驚いたぞ……


「弾数が多い銃ですか、 多少重くても宜しいですか?」


なんだこの自然な会話は……


普通におかしいだろ!


「重さなんて気にしなくていいわ、 とにかくいっぱい打てて、強い感じのをお願いできるかしら」


「かしこまりました、 3日程お時間をいただきますが」


「構わないわ」


「ありがとうございます、 金額になりますが…… 」


「ええ、 先輩の奢りですし」


「 ─────── ん!?」


あっ……


宮森先輩は青ざめる。


そう、 この店にいた全員に聞こえていただろう。


先輩はさっき月影に、 今日は好きな物を何でも奢ってあげるよ!って……


協力関係を結んだ直後に、言い逃れは難しいだろう。


先輩、 ドンマイです。


「う、うん…… 後輩ちゃん、 武器はまだ注文してなかったんだ……」


先輩は、ビクビクした様子で再確認する。


「はい、 まだ決めてませんでした!」


月影は満面の笑顔で答える。


「合計、128万1千5百円になります」


店主から金額を告げられ、先輩は涙を浮かべる。


流石に可哀想になってした……


高校生の軽いノリで払える金額ではない。


「月影…… これは流石に高すぎるし、 1人に払わせるのは」


俺は、いたたまれない気持ちでフォローした。


「なら、 変態と割り勘でもすればいいじゃない」


「 ─────── ん!?」


おい待て、 嫌な予感がしてきたぞ……


チラッと先輩の顔色を伺ってみると、 眩しいくらいキラキラとした目で俺を見つめていた。


嘘だろ……


割り勘したって、ざっと64万円だぞ


馬鹿じゃないのか?


月に7万の支給


俺の貯金は4万ちょっと


なんとしてでも断らなくては!


「後輩くん…… 割り勘して貰えると、 非常にありがたいのだけど……」


「そう言われましても……」


言葉を遮るように、 先輩が俺の胸に抱きついてきた。


「しちゃ…… ダメかな?」


めちゃめちゃ良い匂いがする……


それに、 押し当てられている、この胸の感触……


とろんと潤んだ瞳。紅潮した頰。ちらりと覗く胸元。


そして、甘く切なげな囁き。


マジでなんなの!?


俺を気絶させるつもりかぁ!?


ヤバイ、 鼻血が出そうだ。


そんな幸せ…… じゃ、なくて


そんなピンチの中、 背筋がゾッと震え上がった。


「やっぱり、 変態は変態ね…… 」


周りからのゴミを見るような冷たい目線。


「いや、 違ッ!こんな色仕掛けに惑わされませんよ!」


即座に、抱きついてきた先輩を慌てて引き剥がした。


俺の中で、惜しい気持ちより恐怖が上回ったのだ。


すみません先輩、 この夢のようなひと時は一生忘れません。


クラスでこれ以上、 変な噂を広める訳には行かないんです。


夢の、 のんびり学園生活を送りたいんです。


支払い、 頑張ってください。


応援してます。



──── こうして、俺は危うく割り勘するところだったが、 見事に割り勘を回避することができた。


しかし、 月影から強烈な平手打ちを喰らった。


最終的に、 後日振り込みと言う形で、先輩が代金を払うことになり、 請求書を片手に、店を後にしたのであった。



武器の補足をさせていただきます!


拳銃7万×4=28万

弾数多い銃100万

パフェ1500円

の会計になっております。

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