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世界観

 世界観


 北半球と南半球とが二つの大国により分割され、それぞれが個別に統治されている。赤道ベルトには二大国の属国と化した24の小国家群がまばらに存在し、衛星軌道まで伸びる軌道エレベーターが4機、大国の資本を受けた小国家群の内の4カ国に建造されている。 

 二大国の一方は北半球のほぼ総てを国土にもつ環北太平洋および北方大陸統一国家連合、通称“連合”と、南ア大陸および海洋国家群統合メルディス王政共和国、通称“メルディス”の二大国があり、メルディス側の軌道エレベーターはアフリカ大陸内陸と、ラテンアメリカ大陸北部に建造、連合側の軌道エレベーターは太平洋上の諸島国家に一基とインド大陸北部内陸に存在する。

 赤道直上の衛星軌道上には巨大環状静止軌道衛星(オービタルリング)が建造され、四本の軌道エレベーターと接続されている。本来は惑星外探査の基地として建造されたものだが、現在は各軌道エレベーターを起点に四つに分割、武装が施され、地上へと砲口が向けられている。

 人類は地球外では火星圏まで到達しているが、二大国誕生時の戦争や経済関連のごたごたから宇宙進出は滞っており、環状静止軌道衛星オービタルリングより外側への進出は留まっている。火星は自動地球環境化(テラフォーミング)が進行中であり、その完了までに後二百年ほどは掛かると計算されている。

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