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遠い夜明け  作者: じーな
13/22

番外編:希美の手帳 その1

番外編なので読み飛ばしても話が分からなくなることはないですが、読んでいただいた方がより理解が深まると思います

 正直言って現実感がない。

 まあ、夢だから現実感がないのは当たり前か笑


 それにしても、黒神さまの術(?)はよくわからないことが多いし、わかる範囲でまとめておこうと思う。備忘録みたいなものを記す。





黒神さまの術に対する考察


1.過去に戻り、やりなおすことで望みをかなえる

 面倒臭い。魔法のランプみたいにやってくれれば楽なのに


2.黒い鏡は大切にすること

 これが壊れると術が解けてしまう。首に下げるヒモがついているから、それで身に付けておけば大丈夫だと思う。


3.期間は日没から夜明けまで

 夢の術だから、日没から夜明けまでという理屈らしい。夜が明けるとどうなるかはまだ不明。

 でも黒神さまの言うには、夜明けは夢が終わるから、夢の術も終わりということらしい。そこは律儀にこだわらなくてもいいと思うけど、道理に反することはできないらしい。


4.夢の術は荘子の『胡蝶の夢』と似ている、かも?

 現実だと思う場所こそが現実である。ということは夢の世界を現実だと思い、そこで暮らしていけば夢が現実に変わる。そういうふうに都合のいい夢の中に連れて行くことが黒神さまの術の本質なのだと思う



 まだわからないことが多い。黒神さまは信頼してもいいと思うけど、理解したうえでないと危険かもしれない。自分の人生を自分で決めていくためにも理解し、納得しながら進めていく方がいいに違いない。


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