用語表
騎士
この世界にはびこる魔物を退治する者。専門の学校を卒業した後、王宮所属の兵士となり各地に派遣される。
準騎士
退魔騎士学校の三年になると実力者に許可が降り、服に縫い付けるワッペンとして証が支給される。
何らかの事件現場などに居合わせた場合、証拠品や証言などを騎士と同等に取り上げてもらえる。
貴族
遥か昔、この国を救ったとされる英雄の末裔。その血をひいたものが貴族。
異能の力を自在に行使できる血筋を守るため、貴族の婚姻には制約が多い。
血脈が管理されている。
領主
イコール貴族でもある。
領地を管理し、領民を守る義務がある。
十士
国政に関わる者で政治家。十人いる。
精霊使い
精霊と契約して力を行使する者。
精霊
おそらく人々の善なる意思の集合体。
魔物
おそらく人々の悪なる意思の集合体。
大精霊
時空を超えて力を行使できる存在。勇者と契約して力を貸している。
樹女神
幻惑の森に遥か昔からある木。初代勇者が戦った夜の魔女と親交がある。
威圧
ステラの特技、偉そうに上から目線で言うと相手を怯ませる事ができる。
なぜそんな事ができるのかは分かっていない。悪役の為にあるかのようなスキル。
瞬間移動
ツェルトの精霊使いとしての能力。遠く離れた場所でも移動できる。
星雫の剣
精霊の力で作られた剣。いつでもどこでも出し入れ可能。
咎華の剣
ステラの教室の担任教師ツヴァンの剣。
その件に傷を一つでもつけられたら怨霊に呪い殺される、と本人談。
カルル村
ウティレシア領にある一つの小さな村。ツェルトが住んでいる。ステラの屋敷から近い。
アクリの町
湖が綺麗な観光名所。ステラ初デート地。
王都
アリアやクレウスの通う対馬騎士学校がある。王宮もありステラ達のいる国の中心。
退魔騎士学校
この世界にはびこる魔物を討伐するための騎士を養成する学校。
騎士になったら所属は王宮の兵士となる。学校ごとに、湖水の……や、王都の……など言葉がついてて区別されている。
ステラやツェルトが通っているのは前者で、アリアやクレウスが通っているのは後者。
迷いの森
ステラの屋敷から半日ほどの距離にある森。魔物がひしめく危険な森。疫病の為に精霊の憑いた薬草を取りに行った。(ちなみに煎じておいしく頂かれる前にちゃんと精霊は逃げた)
幻惑の森
王都の退魔騎士団の校舎の裏手にある森で立ち入り禁止。魔物がひしめいていて危険。奥には樹女神がいたり大精霊がいたりする。(迷いの森とは地脈みたいなもので繋がっていて相互に影響し合っているらしい)
乙女ゲーム
「勇者に恋する乙女」
ステラが前世でプレイしていた乙女ゲーム。
今世ステラが生きている世界の欠片が剥離したものが、前世ステラの誰かの意識に引っかかって、ゲームとして作られた。
物語
朝の騎士
夜の魔女を倒す騎士の物語。騎士は後に初代勇者となる。
夜の魔女
一般的に出まわるのは、魔物を率いて人々を恐怖させていた魔女の物語だが、アリアの家にある物語では妹と人々の為に魔女になったという背景が記されている。
黒き聖獣
勇者を助けて聖獣となった魔物の物語。
白き巫女
勇者を支えた女性の物語。
聖なる大樹の伝説
水晶のような草花に溢れる幻想の森の主が、世界の為に行動する話。アリアの家にあったもの。
双子の守り手
聖なる大樹から託された苗を守る双子の子供の話。同じくアリアの家にあったもの。