記録9
総合評価が100越えましたー。
皆さんありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。
今回の話は伊藤君との決闘。
初めてのまともな戦闘シーンです。
これが私の今の限界ですorz
「ミーコ、依頼受けたし行こう。」
「あーい。」
うん。さっきの気まずさはもうないな。
ちゃっちゃと終わらせますかぁ。
っとその前に、昼飯を食べないとな。
「その前に昼飯食べるか。」
「そうだね。何食べる?私は何でもいいよ?」
「せっかくだし一回宿に戻って宿で食うか?」
「あーい。じゃ、行こう!お腹減ったしね!」
こいつの中であーいって返事はマイブームなのか?
可愛いからいいけど。
宿に着いたあと一旦部屋に戻り、いろいろ準備をしてからミーコと一緒に一階に降りた。
一階の食堂で主人に料理をいろいろ注文した。
料理が届くまでミーコと話をして待つ。
「なぁ、ミーコ。お前って何歳?」
「私?さぁ、何歳だろう?途中から数えてないから分からないよ。」
「マジかよ・・・。数えてたのって何歳までなんだ?」
「うーん。150~300くらい?」
ミーコ、お前ってすっげぇアバウトなのな。
間が開きすぎだよ。
「へぇ。お前って年y」 ガシッィ
「ガッハァ!?」
痛い痛い!!
頭が割れるぐらいに痛い!
もげるもげちまうよ!
「ちょ、ちょっとやめてぇ。もげる、もげるよぉ。頭がもげるよぉ。頭から手を離してぇ!」
「すこし、頭冷やそうか。」
いたーい!どこの魔王様だよ!?
てか、お前が頭冷やせよ!!
「ご、ごめぇん。謝るからぁ。許してぇ。お願いだから頭から手を離してぇ!」
「さぁ、謝りなさい。さっさと謝りなさい。」
「年寄りって言ってずびばせんでじだぁ!!」
痛い痛い!!って、さらに強くなったよ!?
はっ!年寄りってワードがいけなかったのか!?
謝ろう。すぐ謝ろう。じゃないとホントに頭がもげるぅって痛い痛い!!
「ずびばせぇん!ミーコ様はまだまだ若いです!!まだまだピチピチですぅ!!」
はぁ、やっと開放されたぁ。
あと少し遅れていたらホントに頭がもげていたかもしれないな。
ふぅ、危なかったぜ。
「よくできました。私は嬉しいですよ?」
嬉しいも何もほとんどお前が言わせたようなものだからな?
ホント、痛かったよ。
舐めた真似しやがって。いつか痛い目見せてやる。覚えていやがれ!
直接は言えないから、言うのは心の中だけにしよう。そうだ、そうしよう。
もう一回アイアンクロウされるのは嫌だ。
「それはよかったね・・・。」
「はい。待たせたな。」
ちょうど料理が来たようだな。
主人よ、もう少し速く来て欲しかったよ・・・。
料理を食べた後、俺たちは依頼を終わらせに森に来た。
確かゴブリン20匹の討伐だったよな?
群れで行動してたら面倒だな。
「ミーコ。ゴブリンたちを発見したら足止めは俺がするから攻撃はミーコがやってくれる?」
「あーい。」
「森は燃やすなよ?」
「それくらい分かってますぅ。」
「ならいいよ。ちなみに燃やすなってのはフリじゃないからな?真剣に燃やすなよ?」
「えっ!?違ったの!?」
分かってなかったーーーーー!
あっぶねぇ。危うく森を燃やされるとこだったよ。
にしてもゴブリンいねぇな。
歩くこと約1時間。
やっとゴブリンの群れを見つけた。
見つけれたのはよかった。いや、よくなかったのかもしれない。
なぜかって?
それはね――――――ゴブリンが20匹どころじゃなかったからさ!
100匹はいます。ゴブリンが。気持ち悪いわ!!
わらわらと集まりやがって!ちょっとは人の苦労も知りやがれ!
取り合えず約束どおり足止めするか・・・。
杖で【氷の鎖】の魔法陣を描いてそこに魔力をなgって、いってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
尋常じゃないぐらいに全身が痛い!なぜ!?何故今日はこんなに痛いことばかり起こるんだ!?
「ミ、ミーコ。ちょ、ごめん。ゴブリンたち頼む。何か魔力を流そうとしたら激痛が・・・。」
「あぁ、なるほどね。わかったよ。邪魔にならないところで休んでてね。」
「ごめんな。」
「いいよ。セイメイの役に立てるのは嬉しいしね。」
ミーコ、君はメチャクチャいい子だよ。
ごめんね。さっきいつか痛い目見せてやるっていって。
ミーコの邪魔にならないように離れてよう。
それにしても何故魔力を流した瞬間に全身に痛みが走ったんだ?
「セイメーイ!終わったよー。」
「りょーかーい。今行くって、おいっ!ちょ、おま、森が燃えてんじゃねぇか!!轟々燃えてんじゃねぇか!」
「そうだね。」
「そうだね。じゃないよ!早く消さないと!っていてぇぇぇぇぇ!」
痛い痛い!痛いよ!魔力を流したら全身に痛みが走りぬけるぅ!
早くしないと森が!
「ミーコ!頼む!火を消してくれ!」
「セイメイがやればいいじゃない。」
「痛くて出来ないんだって!おねがぁい!早くしてぇ、森が、森がぁ!」
「あーい。やっぱね。魔力を流そうとすると痛いんでしょ?」
そう言いながらミーコは魔法で火を消してくれている。
って言うより、火を操って消してます。何かすごい光景だ。
「あ、あぁ。魔力を流すと全身に痛みが走るんだ。」
「やっぱね。ドラゴン倒す時に無理に魔法つかったでしょ?多分それが原因だろうなぁ。」
「えぇ。これ何時まで続く?俺、伊藤と決闘があるんだけど。」
「さぁ?これは魔法使っていくしかないよ?魔力を体に流すだけでもいいけど。そしたら痛みも消えるはず・・・。」
「はずって・・・あぁぁ、マジでどうしよ。」
「何が?」
「決闘だよ、決闘。」
「どうしようもないと思うよ?解決法としては、決闘の日まで魔法使いまくってくしかないね。」
「はぁ、だよなぁ。」
最悪だ。もっと考えてから決闘を受ければよかったな・・・・。
負けるのは構わない。けどなぁ。どうせやるなら勝ちたいし。
いっそのこと決闘自体を断るか?
いや、それはダメだ。負け犬の烙印を押される・・・。
それだけはなんとしてでも阻止しないと。
なんとか決闘の日までにせめて魔法を使えるぐらいにはしないと・・・。
はぁ、欝だ。
「こうなったらひたすら魔法の練習をするか。付き合ってくれるか?」
「もちろん。無理だけはしないでね?」
「あぁ、なるべくな。」
そのまま夕方ごろまで森でひたすら魔法の練習をした。
といってもほぼ発動させることは出来なかった。
発動したとしても、威力が弱かったり、発動後の操作が出来なかったりでかなり大変だった。
決闘当日。
あれから魔法の練習をしまくった。
結果、だいたい使えるようになってきたが時々失敗する。
痛み自体は大分収まってきたのだが、やはりまだ無くなるには至らない。
現在は約束の広場に向かっている。
はぁ、ホント行くのヤダ。
胃が痛い。きりきり痛むぜ。
でも行かなければならない。負け犬の烙印だけは押されたくないんだ。
「よぉ、安部。ちゃんと逃げずに来たんだな。」
「あぁ、伊藤君。」
逃げたかったよ、とは続かなかった。
「さぁ、注意事項だが、殺しは無し、制限時間は15分。なるべく周りのものを破壊しないようにする。そんだけだ。」
「殺しは分かるけど、制限時間は設けるの?」
「あぁ、お前は守りが得意みたいだしな。何時までも続けられたら面倒だしな。」
確かに守りは得意だけどさ。死なないために必死だったし。
なぜそうも自信満々と自分に有利な条件を言えるのだろう。
「分かった。僕の方はいつでもいいよ。」
「そうか。じゃあ、エイミィ開始の合図を頼む。」
「はい、タクヤ様。―――――――それでは、始め!」
開始の合図と同時に魔法陣描く。
魔法陣の形は水の防御魔法――――アクアシールドR。
薄く広い円形の防御魔法だ。水で構成されているため炎には強い。
伊藤はおそらくいきなり攻撃を仕掛けるはず。
なら防御魔法を、と考え発動。
と、同時に伊藤の槍が完成。
種類は3種類、炎、水、光。数は30。
って30!?多いな・・・。
それにしても多属性の魔法を同時に行使ってのはすごいな。さすが勇者様。
ギリギリ耐え切れるか?威力次第だな。
少し多めに魔力を流す。
次の瞬間30の槍が迫ってくる。
が、その全てが防御魔法に吸い込まれていく。
全身に痛みが駆け抜ける。
痛みに耐えながら、もう一度アクアシールドRを準備しつつ、伊藤を対象に氷の鎖を発動。
するとレジストされた。
力技かよ・・・。
レジストするには自分の使える属性で、尚且つ相手がつぎ込んだ魔力の3倍は必要なのに。
次は多めに魔力をつぎ込んで氷雨と水の触手を発動。
伊藤はそれを見越していたのか光の結界魔法を発動した。
結界魔法に当たった氷柱と触手が次々と消えていく。
その瞬間、地面が揺れた。
危険を感じ横に飛ぶ、するとさっきまで俺が居た所に光のデカイ針が生えていた。
地面が揺れなかったら直撃だったな。こいつ俺を殺す気かよ。
と出てきた光の針に呆然としていると複数の槍が飛んでくる。
ギリギリで準備しておいたアクアシールドRを発動した。
約40もの槍がシールドに刺さった後、俺は身体強化をかけて氷の鎖を準備し、伊藤に突っ込んだ。
伊藤は一瞬驚いた顔をした後、すぐに気を持ち直してこちらに突っ込んでくる。
伊藤と衝突する寸前に顔面に向けて拳を振りぬく。
が、顔を少しずらすだけで避けられ、逆に顔面を殴られかなりぶっ飛ぶ。
ここまでは計算どおり。
俺は倒れる寸前にある魔法陣を用意して、残っている魔力の半分をつぎ込んで、準備しておいた氷の鎖を伊藤に向けて発動。
伊藤は驚いた顔をしながら急いでレジストしようとしている。
そして、伊藤のレジストが終わる前に俺の魔法が完成。
全ての魔力をつぎ込んで昨日完成した強力な魔法―――――エクスプロージョンを伊藤に向ける。
しかし、体に激痛が走り、エクスプロージョンが発動することはなかった。
「やっと終わりか。最後何かをしようとしたようだが、無駄骨だったみたいだな。じゃあな。しばらく寝てろ。」
氷の鎖をレジストした伊藤はすぐに槍を発動させ俺に向ける。
最後に見たのは得意げにニヤつく伊藤と俺に迫ってくるいろいろな色の槍だった。
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