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13話-2
『…出来ない相談だな
確かに、俺は近い内に…
…だが、やる事がまだ残っている』
「…そう答える事は分かってました
…だから、力づくで行かせて貰います」
純白の少女は口元が割れた…返り血のついた仮面を着けた
『…その格好で戦るのか?』
「……ええ」
-フォンッ-
彼女は両手にナイフを構え振るった
ナイフに熱量が蓄積されて行く
そして、彼女の髪も金色へと…そして、短くなっていく
『………』
-ザッ…-
俺は居合斬りの要領でブレードを構えた
レーザーはまだ纏っていない
…一瞬の沈黙
二人の呼吸が交じり合い
合わさった
その瞬間
二人はほぼ同時に踏み込んでいた
「うぁあああああッ!!」
『うぉおおおおおッ!!』
飛び散る火花
交わる閃光
-ファ…キィンッ-
俺が彼女の片方のナイフは弾いた
(……こ……れ……で…)
だが、彼女の狙いはソレだった
「…取った!」
『ッ!!』
(…しまっ…)
-ズシュッ!-
『がっ…』
彼女のレーザーナイフは俺の脇腹を貫いていた




