54/98
10話-3
『…実戦は初めてだな
…やれるか?』
「は、はい!
や…やってみせます!」
『よし…行くぞ!』
(…俺も本格的な実戦は初めてだな…
…多少なり、ブランクはあるが…やるしかない…!)
その時、前方よりビーム砲撃が来た
「…え!?」
『……フン』
アリセウスは難無く避けた
『…先走りすぎだな…無理に狙撃しようとするから…
射程に入り次第、攻撃を開始する
照準補正は任せるぞ』
「………」
『……リン=イッキー!』
「…は、はい…わ、わかりました!」
リンの声は裏返っていた
(…ビビッてやがるな…
…だが、仕方ない…やるしか…)
『このッ!』
アリセウスが接近しつつ
メインカメラ横のバルカンで牽制
そして、レーザーバレットを構えた
-ギュンッ-
敵PSは射線軸から逃れようと
回避運動を取った
『甘いな…!』
だが、アリセウスはすでにその回避ルート先にアームグレネードを放っていた
-「な…!?」-
グレネードは動力部に直撃…
そのPSは一瞬にして光になった
『…まずは一機』




