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9話-3
殺人鬼は俺の斜め上を飛んでいた
そして、
殺人鬼は俺に向けて
ナイフを振り下ろす
-ビシュッ-
『…な!?』
レーザーナイフによるレーザーの斬撃が飛んできた
殺人鬼は出力の操作により飛ぶ斬撃なんてのを繰り出したのだ
『くっ…』
俺は無理に避けてバランスを崩すより
レーザーブレードで受け止める事を選んだ
-バジュッ-
『ぐっ…くっ…』
斬撃を弾くと同時に殺人鬼がレーザーナイフを構えたまま降って来た
(そうか…狙いは…この第二撃への布石…)
俺はとっさにブレードで向かえうつ
-バチジィッ-
火花が散る
『このッ…』
先と同様に弾き返そうとした
だが、
-ガクンッ-
『ッ!?』
(重力……制御……!!
持って行かれる…!)
俺はとっさにブレードを離した
だが、その判断は間違いだった
レーザーナイフとブレードが上空に舞う
だが、そこに殺人鬼の姿はなかった
『……な』
再び暗闇へと戻った中
殺人鬼は俺の懐にいた
『しまっ…』
-ザジュッ-




