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6話-3
コロニーの中には擬似重力がある
最初のコロニーが出来る少し前に
重力を産んだり
あるいは無くしたり出来る
重力制御装置が完成したからだ
そして、現在では重力制御装置はコンパクトサイズとして
手の平程の大きさで
半径3メートルほどの対象物に重力制御をかける事が出来る
つまりはそれを奴はレーザーナイフに仕込み
奴の異様な動きと
俺を擬似無重力に押さえ込む事をした
今の俺は見えない風船の中に閉じ込められた様なモノだ
『くそッこんなモノ…』
-ドガッ-
『がぁッ!』
俺が背中に手を伸ばそうとすると殺人鬼が殴って来た
『ぐ…』
(そんな真似はさせないって訳か…
くそっ…こんな状態じゃ
まともに踏み込めないし拳銃も反動で照準がズレる…
ブレードも拳銃も使えない…)
殺人鬼は無防備な俺を殴り蹴り上げた
(…重力制御を使う状態ではレーザーを纏えない…って事か…
だから、殴打に…だが…成す術無しか…俺は)
俺は
擬似無重力の中
打ち上げられ
殺人鬼もそれに合わせて高い位置へと重力制御により跳んだ




