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6話-1
白い仮面をかぶった殺人鬼は
まるで、幻影の様に…
滑らかな動きでナイフを構えた
(…一本?
おかしいな…前回、
奴は確か、両手に一本ずつ…計二本持って襲ってきたはずなのに…)
俺はレーザーブレードをいつでも出せる様構えた
相手の出方を見るためだ
殺人鬼は軽くジャンプをすると
そのまま突っ込んだ
『馬鹿正直に!』
俺は左手でブレードを振るう
しかし、殺人鬼はフェイントをいれ
バックステップでかわした
完全にタイミングを外されたブレードが空を斬る
そして、殺人鬼がナイフを突き出した
俺の首を狙っていた
『…甘い!』
俺は半分予測していた
ブレードと同じく
自警団に配布されている
拳銃が
すぐに撃てる位置にあった
-バンッ-
弾丸が殺人鬼のナイフを弾いた
「!!」
『もらった!』
俺は左手のブレードを持ち直し振るった
だが、
-バチィ!-
(…レーザーナイフ!?
二本目か!
だが、何処から…)
レーザーナイフは殺人鬼の脚にくくりつけられていた
殺人鬼は距離をとり
弾かれたナイフを拾った




