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ALICE  作者: 結城コウ
31/98

6話-1

白い仮面をかぶった殺人鬼は


まるで、幻影の様に…


滑らかな動きでナイフを構えた


(…一本?

おかしいな…前回、

奴は確か、両手に一本ずつ…計二本持って襲ってきたはずなのに…)



俺はレーザーブレードをいつでも出せる様構えた


相手の出方を見るためだ


殺人鬼は軽くジャンプをすると


そのまま突っ込んだ


『馬鹿正直に!』


俺は左手でブレードを振るう


しかし、殺人鬼はフェイントをいれ

バックステップでかわした


完全にタイミングを外されたブレードが空を斬る


そして、殺人鬼がナイフを突き出した


俺の首を狙っていた


『…甘い!』


俺は半分予測していた


ブレードと同じく


自警団に配布されている


拳銃が


すぐに撃てる位置にあった


-バンッ-


弾丸が殺人鬼のナイフを弾いた


「!!」


『もらった!』


俺は左手のブレードを持ち直し振るった


だが、


-バチィ!-


(…レーザーナイフ!?

二本目か!

だが、何処から…)


レーザーナイフは殺人鬼の脚にくくりつけられていた


殺人鬼は距離をとり


弾かれたナイフを拾った

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