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4話-6
殺人鬼は地面に打ち付けられ
しゃがみ込んだ
『…答えてもらうぞ
何者だよ…お前…』
殺人鬼はムセながら仮面を少し上にズラす
話すのかと思った瞬間
-ゲボッ!-
血を吐いた
『…そこまで、深く蹴り込んだ覚えは無いが…』
「……ア……ルセ…」
『…お前…俺の名を…
やはり…お前は…始めから俺を狙ったのか!』
仮面の殺人鬼は仮面を戻す
そして、立ち上がり…
公園の木の茂みの中へと逃げ出した
『!
待て…!
…!?』
-フラッ-
『く、くそっ…こんな時に…』
俺はもたれ掛かる様に木にしがみついた
俺の口元には一筋の血が流れていた
第4話 純白と漆黒




