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4話-3
コロニーにだって重力はある
もし、
なければ、一日の内の何時間もトレーニングに費やさないと
宇宙では大変な事になる
そう、コロニーには重力がある
だから…
ビルから飛び降りるなんて
バンジージャンプでもないなら
自殺でしか無い
だから、そんなところから襲ってくるなんて
誰が考えるだろう?
…だけど、俺は反応した
事前に悪寒を感じたからだ
殺意と言う名の…悪寒を
『−−−!!』
「!?」
-バチィッ!バチバチィ!-
それが、奴との1stCONTACTだった
上空から降ってきた…
真っ白な仮面と刃の四、五倍程の大きさの熱量を纏った
二本のレーザーナイフ
それを、俺は居合斬りの要領で
一本の自警団のメンバーに配布された武器である、対人用レーザーブレードで受け止め、
吹っ飛ばした
"ソレ"は吹っ飛ばされながらも態勢を調え
まるで、猫の様に着地して見せた
互いに予想外の事に面食らっていながら
ヤツは笑っている様に感じた




