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ALICE  作者: 結城コウ
19/98

3話-5

-自宅-


「あ、お帰り、兄ちゃん」


『ああ、ただいま』


「最近、帰んの遅いよ?」


『バイトやねんから

しゃーないやろ?』


「だから、大変やねんやったら

私もやるって言うてるやない」


『何言ってんねん

お前は俺と違って成績ええんやから

ちゃんと勉強せなあかん』


俺はアリスの頭に撫でる様に手を置いた


「む…兄ちゃんだって

ホントは頭ええやろ!

勉強せーへんだけで!」


『お前はするやないか

俺はしてへん

だから…』


「それは、屁理屈言うんです!」


『…屁理屈ねぇ…

でも…俺が勉強出来へんのは確かやろ?』


「だから、それは兄ちゃんがちゃんとやったら…」



-フラ……-


(…あ……れ……?)


「兄ちゃ……?」


俺はアリスにもたれ掛かっていた


『…あー…スマンスマン

ちょっと眠いみたいや』


「…ね、眠いみたいって」


俺はふらつく足取りで自分の部屋に行く


『それで、目眩がしただけ

…何、顔赤くなってんねん?』


「え……なななな、何でも無い!」


『…?

そうか?

…とりあえず…明日の当番はアリスやからよろしくな』


「…え?

うん……」



-バタンッ-



(…もう、そんな長くないって事か?)










第3話 自警団の過信

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