~第四話~「正体と力」
サブタイトルは内容と関連がある時とない時があります。
隊長「お前、銃もないのにどうやって戦った?」
湊人「あ・・・実は・・・その、」
湊人はゾンビに変身する力『正義』について隊長に言った。
隊長「そういうことか、だから傷一つなく銃もなしで戦えたのか。」
湊人「?」
隊長「どうした?」
湊人「いや、僕いつ戦ったなんて言いました。」
隊長「あ。」
湊人「?」
隊長「実は俺、見てたんだ。お前の戦っている所。」
湊人「やっぱり!なんか視線を感じていて。」
隊長「凄かったじゃないか!」
湊人「ありがとうございます。」
隊長「これを記念してお前、副隊長にならないか?」
湊人「副・・隊長?!」
隊長「ああ。その力で協力してほしい。」
湊人「でも、流石に副隊長は。」
隊長「ならまずは、特別選抜クラスに入ってもらおう。」
湊人「特別選抜クラス?」
隊長「優秀なゾンビ討伐隊のことだ。」
湊人「討伐隊?」
隊長「それぐらいは知ってるだろ。」
湊人「はい。」
隊長「戦闘成績上位30名が入れるクラスだ。」
湊人「なるほどです。」
隊長「ちゃんと全員に正体と力を伝えておけよ。」
湊人「はい!!」
湊人は正体と力を伝えるためクラスに急ぐ。
そして、自己紹介がてら自分の知っているすべてを話した。
裕は知らないうちに何処かへ行ってしまった。
先生「目標はあるかい?」
湊人「俺は、この世界の正義のヒーローになります。」
その時、
???〔おまえには、まだ何かある。そのすべてはこの先でわかる。〕
顔のわからない誰かが目の前にいる変な記憶を見た。
湊人「なんだ?今の?」
数秒固まった。
湊人「裕さんに聞いてみよう。明日!」
もう夜が近いため明日あの記憶のことを裕に聞くことにした。
明日、何事もなく聞けるといいが。
・・・・・・。
湊人は白い空間を歩いている。
目の前に黒いワンピースを着た女性がいる。
湊人「あなたは、誰ですか?」
???「私?私の名前は、神岡 逢明、逢明と呼んでね。」
湊人「神岡?」