第41話 絶望の始まり
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いつも読んでくださりありがとうございます!
これからも頑張って書いていくので是非たのしみにお待ちください!
ソレは嫌に俺の目に焼き付いた。
真紅に少し黒を混ぜたような濁った花とそこに彩りを添える肌色や赤褐色のブヨブヨしたモノが一斉にそこらへ散らばっていく。
「がはっ!?」
「ぐっ!」
俺たちを襲った衝撃は俺も近くにいたサニアも壁に向けて吹き飛ばす。サニアは壁に近かったからかその衝撃で気絶してしまった。
俺は各種耐性のおかげか壁まで少し遠かったからか痛みを感じるだけだったが、何が起こったのか理解が出来なかった。
「あっはははははは!!!良い!実に良い!!傑作だ!!その無様な姿、その呆けた表情!予想以上に良い反応をしてくれますね!!最高ですよ!!!」
リトレアの高らかな笑い声が聞こえる。今何が起きたんだ?反射的に状況を把握しようとするが、脳が理解を拒絶する。
しかし、どこを見渡しても真っ赤な水溜りしかないその場所は否が応でも俺に事実を突きつけてくる。
「あ..あぁ...な、何が...」
「惚けずともわかっているでしょう。やった本人による種明かしなどというつまらない真似はさせないでくださいよ?」
「あ、あァ....あァァあ」
俺は気が狂ったように肌色のモノを赤い池からかき集める。
俺の足はまるで力の入れ方を忘れたかのように動かないが、腕の力でなんとか這いずりつつ周りのモノを集めて抱きかかえる。
「気持ち悪い...。死体のかけらを集める趣味でもあるのですか?とても理解できない奇特な趣味をお持ちですねぇ。クフフ」
俺は体が赤黒く汚れることなど気にも止めず、ひたすらかけらを強く抱きしめていた。手から腕から溢れればまたそれを掻き集めて。
それが意味のない行動であり、側から見れば奇怪な行動だとしても。でも信じられなかった。
...ただ信じたくなかった。
「ネタバラシはあまり趣味ではないのですが、彼女はすでに殺していたので。あなたに出会った時は私が動かしていたんですよ。よくできていたでしょう?私には演技の素養もあるのですかね?」
クフフと軽く笑いつつ、リトレアは俺の反応を伺っていた。そして俺が何の反応も示さないことに落胆すると奥の部屋へと戻ろうとする。
「しばらく反応がないことは予想していましたが、ここまでとは。目の前に仇がいるのに復讐もして来ませんし、ナバスのいう通りつまらない男ですよ。どうやら力もそこまで上がっていないようですしね」
もう何も聞きたくないはずなのに、自分の体はリトレアの言葉に耳を貸してしまう。そして否が応でも俺がいない間に何をされていたか想像してしまう。
ミアは死んでいた?あの温もりもリトレアの仕業?確かに長い間リトレアの元にいて何もされていないわけなどないじゃないか。
俺はこれを恐れていたはずなのに、ずっと求めていたミアに会えたことでそんなことにも考えが至らなかった。
きっと心のどこかでまだ夢を見ていたのだ。いくらなんでも殺されることはないと。ミアを助けられると。まだ傲慢さと根拠のない自信を捨てきれていなかったのだ。
その結果がこのザマ。体はボロボロ、敵には傷1つ付けられていない。サニアは気を失い、ラミーたちは安否すら分からなくなった。
そして、ミアを失った。
あぁ、もうミアはいない.........。
........俺は心にヒビが入ったような気がした。そして真っ黒なドブに体が沈んでいくような気がした。
俺の心はナバスにミアを連れ去られた時のことなど比較にならないほどの絶望に埋まる。
その時、俺の心が絶望で埋め尽くされると同時に、俺の周りに黒く昏い闇が勢いよく吹き荒れ、俺の体に纏わりついた。
名前:日向 海斗
種族:人間
年齢:18
Lv:195
ステータス:軀力19325
咒力19632
剛撃19627
堅禦19234
閃煌19763
スキル:
《特》New異憶復元Lv.- &¥:@¥?道Lv.-
称号:簒奪者 強者食い 限界突破者 超越者 透破者 y&道¥&jf 武を知るもの 魔を知るもの 嗅知者 槍の寵愛 剣の寵愛 嵐の寵愛 弓の寵愛 速の寵愛 嵐の加護 闘の寵愛 栄える者 力の寵愛 通ずる者 宣実者 域選者 憶復者 /ク”ョ@?)-
俺は頭に浮かんだ言葉を特に疑うことなく呟く。
「...総べて亡べ」
すると俺に纏わりついていた闇は、まるで主人によしと言われ獲物を探す獣のように勢いよく迸った。
「主人!」
「ナバス様!」
リトレアたちを狙った闇は数瞬もしないうちに跡形もなく消えた。しかし、それによってもたらされた結果は甚大だった。
ダンテとミネルヴァは闇によって切り刻まれたのかほとんど原型も分からないほどバラバラ。
ナバスは右半身を失っても生きていたものの立つことは出来ないでいる。
またアイヤと呼ばれていた女性は何か特殊なもので守ったのか、四肢の欠損はないものの全身ぼろぼろになって立てなくなっていた。
そして、当のリトレアはナバスが守ったからか自分で守ったのかは不明だが、傷は負っているもののほとんど無傷だった。
「黒髪隻眼、何をしましたか...?」
「黙れ...その腐れた口を開くな」
俺はまずミネルヴァを殺して奪ったことでレベルが最大になった“鑑定”でリトレアを見た。
そしてその行為は残酷な真実を目の当たりにするだけだった。
名前:リトレア・オルデス
種族:坡魔王
Lv:1324
ステータス:軀力131469
咒力132147
剛撃131250
堅禦132690
閃煌131072
賢智133115
スキル:智慧完在Lv.- 呪詩刻印Lv.- 傲慢Lv.- 獄炎魔法Lv.- 混沌魔法Lv.- 完全感知Lv.- 臨界突破Lv.- 古代樹の声Lv.- 異常耐皮Lv.- 異常耐腑Lv.- 星詠廻転Lv.- 極氷魔法Lv.10 雷嵐魔法Lv.10 大地魔法Lv.10 棒聖術Lv.10 軀力特自動回復Lv.10 咒力特自動回復Lv.10 博識Lv.10 剛力Lv.10 破突Lv.10 無身Lv.10 瞬破Lv.10 居落Lv.10 絶打Lv.10
称号 限界突破者 超越者 智慧者 呪刻者 七罪一者 臨界突破者 古代を訊く者 異に耐える者 星を識る者 炎の寵愛 氷の寵愛 嵐の寵愛 地の寵愛 闇の寵愛 炎覚醒 闇覚醒 棒の寵愛 偽欺者 観看者 咒の寵愛 博の寵愛 力の寵愛
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